こんにちは。相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は、平成27年の9月25日の金曜日です。当院の目的としましては、身体の声を聞き続ける。そうすれば、健康への道は開けるという一つのメッセージを、関わっていただける方々にお伝えするということを目的にしていますけれども。それは、押し付けではなくて、やはりそれを受け入れていただける方と関わっていきたいなという風なことは思うのですが。
僕自身は今、そのメッセージ自体は受け入れられない方でも、やはりその人にとって良いことになるのではないかなという風な気持ちのもとでやっているのですけれども。やはりそういうメッセージに対して、大切なことなんだなと思うのか、全然どうでもいいやと思うのかというのは、人それぞれがご自身でそのメッセージを必要としているのかどうかということになってきますので。
僕らがどんなにこう頑張ってお伝えしようとしても、やはりご自身でそういうことを受け入れたいという希望がなければ、やはりそのメッセージの意味というのは、なかなか分かりにくいのですけれども。それは、人と人とが何かを伝えたい時に、どんなことでも言えるのではないかな。あるいは、教育の場合でも言えるのではないかなとは思うのですが。何かを教えて、それがわかるというのは、それがわかった時に、その人がわかるそのキャパシティというか、受け入れ要素を持っている。いえば、受け入れる準備ができていれば、受け入れることができるし。
その受け入れ方次第だとは思うのですけれども、ただ、やはりその相手に何らかの気持ちがあって、このメッセージをぜひ伝えたいと思った時に、押し付けにはならないようにしなければいけないなと思います。伝わらなかったら、ちょっと寂しいなという気持ちにはやはりなるのですけれども。 一つの大切なメッセージというのは、その人それぞれなかなか大切なことであればあるほど、大切ではないと思っていた時には、大切ではないと思っていたことなので、難しいです。
例えば、世の中は本当にほとんど、天動説。星が回って地球が止まっているという説に、太陽が回って地球が止まっているという説に捉えた時は、地動説を唱えた方というのは、本当に異端者扱いされていて、みんなから本当に最終的には殺されたわけですけれども。でも、結局の本当のところは、やはりその宇宙が回って地球が止まっているわけではなくて、地球も動いていますし、宇宙はある程度、大きなものであるという地動説ということが、だんだんとわかってくるのですが。
やはり受け入れられない時は、ひどく拒絶されたりするものなのですけれども。それも辛いですけれども、そういった時に伝えるということは辛いですけれども、やはりそういった説が受け入れられなくても、一回その人に対して触れさせてあげると言うか。わからなくても良いですから、そういう説があるということを、強く熱意を持って伝える。そういった関係性を1回持つということは、押し付けではなくて、ある程度、こっちはすごく大切なんだよというのをアピールしながら、相手の方に伝えるということ、その敬意を持つということは、後々何かその人生の中で行き詰まった時に、あの人はこんなにメッセージを言っていたけれど、もしかしてこれもそうなのではないかなという選択肢が、自分の中で持つことになりますので。
今、伝わっていなくても、一つやはり言い続けるということは、とても重要ではないかなと思います。今すぐに、相手の方にそれを伝えようとするのではなくて、何十年か後でも伝われば良いのかなという気持ちで、そういった基本のメッセージを伝えていくということを、自分が正しいと思っているんだよと。自分が正しいと思っていると言うか、良いことだと思っているのであれば、伝えていきたいなと思いますけれども。その時には、押し付けにはならずに、ある程度、もしかしたら自分も少し何か見当違いなことをしているのかもしれないというようなことを、絶えず自制しながら、クリニックとして一つのメッセージというのを、関わっていただける患者さんの方に、お一人おひとりに丁寧に、お伝えさせていただきたいなと思っています。今日は、以上です。
相武台脳神経外科
頭痛、めまい、耳鳴り、海老名、厚木、新百合ヶ丘