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日本の文化が失われていく単純な理由。

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こんにちは、相武台脳神経外科の加藤貴弘です。
今日は平成27年11月22日の日曜日です。
今日から方貝海岸でサーフィン合宿、職員とともに開始したんですけども、ちょっとバタバタしてしまいましたが、一回クリニックに戻ってきまして、朝サーフィンさせていただいて、夜はご縁をいただいた都機工房の志村ふくみ先生、染織家の志村ふくみ先生の展覧会にうかがいました。
そこで展覧会が終わった後、内輪というか志村ふくみ先生の友達の食事会っていうのに誘っていただいたので、ご一緒させていただいたんですが、その食事に来られてるメンバーっていうのはそうそうたる女性の方々で、70代80代90代、今まで日本の文化を守ってこられた非常に有名な書道家の方や、美術館の館長の方、漫画家の方、あるいはプロデューサーの方などがいらして、自分自身は周りの方がすごすぎて、そこの貴重な場のすべて意味っていうのがわかったわけではないんですが、今までそういった方々の集まる会っていうのに行ったことがないのでとても勉強になりました。
そのなかである一人の方が、新聞に「日本の文化の大切なものが失われていく」っていうのが書かれていたけれども、失われていくのは自然に失われていくわけじゃなくて、日本人一人一人が大切なものを大切とわかっていないから失われていくのであって。ということを話されていました。
価値があるものを価値があるっていうふうにわからなくなってる。っていうのは耳が痛い思いをしましたし、何が本当に価値があるのかっていうのを改めて見直しながら日々の生活を送らなきゃいけないかなっていうのを非常に痛感しました。
いろいろ問題が社会に起こっているんだとしても、その問題が起こっているということは、私たちが価値っていうのを与えているものに対して間違った方向性に価値を与えているので問題が起こるわけであって、本当に大切なものに価値を置ける社会であれば、問題っていうのは徐々に少なくなってくると思います。
そういった意味も含めて、今まで文化を守ってこられた方々、大先輩の方々が社会に良い影響を与えられるように僕たちも発信していかなければいけないですし、90歳を超えられた志村先生も先日、文化勲章を受けられましたけども、その賞を受けてとても責任感を強く感じてるというふうなことをお話しされていました。まだまだこれからいろんな仕事をしていくぞ、っていう覚悟、気持ちが非常に強く感じられて、僕自身とても勉強になりました。
これから本当に価値があるものは何かっていうのをしっかり見つめながら発信させていただきたいなと思います。
今日は以上です。

相武台脳神経外科
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