こんにちは、相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は平成28年3月31日の木曜日です。
患者さんに診察させていただいて、首が痛いです、耳鳴りします、頭が痛いですっていう方多いんですけれども、もし首が痛いときに治そうとして首だけを整体、マッサージ屋さんで治そうとする方いるんですけれども、体から嫌な症状が出たときにひとつのポイントとしては、首が痛いとき、悪いところは首だけじゃないっていうことを、まず体と向き合う中で意識されるということが重要かなと思います。
背骨って1本繋がってますから、MRIで首が変形してて変形性頸椎症になっていた場合、首だけが悪いということはまずないですので、おそらく首がそれだけ変形されてた場合、腰の方もおそらくガチガチになってるだろうし、頸椎の方も変形が進んでる可能性は高いと思います。
ですので、首が痛いということが判明した場合、まずは体全体を緩めていくという意識でされていくと首の方もよくなっていくのかなと。
逆に、首はすごい不安定な部分ですし素人があまりやると痛めちゃう部分でもありますので、そういったアプローチしにくい部分というのも、体の他のところからアプローチできるというようなマインドセットもひとつもてるのかなと思いますので、今日お伝えしたいのは、体というのは全部繋がってますから、症状が出てるところだけが悪いわけじゃなくて、最初ご自身で良くしていこうと思ったときに、そこだけを良くしても良くなりませんよ。逆をいうと、そこが手が届かない場合、他の全体的な体のバランスを良くしていけば、そこも良くなってくる可能性がありますというお話を今日はさせていただきました。今日は以上です。
相武台脳神経外科
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