もし皆さんが、なかなか治りにくい症状がある中で、ご自身が一つ軸というものを持って、打開の方向へ進むことが出来たら素晴らしいと思いませんか。
はい、こんにちは。相武台脳神経科の加藤貴弘です。今日は、平成29年12月7日の木曜日です。先日から、その身体に対しての向き合い方というのを、なかなか症状が打開しにくい方に対して、どういう風に見ていったら良いのかということを、お伝えさせて頂いていますけれども。
まずは、その分からないところがあると言いうか、人間の身体というのは未知の部分があるということを、知るということが大事だということをお話しさせて頂きました。今日は、それに対してもう少し具体的な策を考えていきたいなと思うんですけれども。
時々、僕自身はその色々なほとんどのことを趣味として、文学の勉強会みたいなのに参加させて頂いています。あの下北沢の方で、若松英輔さんという哲学者の方が、色々な本を読んで解説してくださるのですけれども。
その中で、一つ今回、自分自身の中で、凄く心に残ったこととして。必ず、世の中には裏表がある。完全な無の状態というか、その世の中というのは、一つの世の中として出来ている以上、それに対して反対の世界というのは必ずあるという。反対の状態というのは、必ずあるということを考えていくと、見えない部分が分かってくるのかなというのはあります。
例えば、その裏と表がありますし。その陰と陽の部分があるしということで。その中で、その人間の身体というのも、見えている部分と、見えない部分というのはあります。見えない部分に対して、見えない部分から色んな部分がこう、影響を受けているということも良くあるんだと思うんですけれども。すごく見えない部分からの影響というのは、結構大きいと思います。
その感情的な話をすれば、そのお化けとかそういうことも。そういう世界もあるのかもしれないですけれども。特に脳外科といって、その生と死が隣り合わせの様な病棟で、仕事をしていた時は、どの病院でもそういった話というのは、良くあるんだと思うんですが。その見えない部分に囚われるというか、見えない部分、見えるところを通して見えない部分を把握していくという風にしていくということ。その為には、どういう風な仕方をするかというと、裏表があるという前提で物事を見ていくと、面白いんじゃないかなという風に思いました。
というのも、古文で無常という言葉があると思いますけれども。世の中のものは全部常ならずというか、とどまっているものは無い。どんどん変わっていくという。栄える人がいても、すぐ廃れることもあるし。それを生命として受けたら、必ず死ぬと。世の中のものは全て無常という話があるんですが。
そういうことであれば、逆もあり得るということです。それは、どういうことかというと、常なるものというのも必ず。必ずというか、概念としてはある。常にならないもの。常にならずもの。どんどん変わっていくものの反対語として、ほとんど変わっていかないものというのも。
軸としてあるものというのが、あるのだと思います。人間社会でも、色々と表面上、色々と変わる所はあると思うんですが。やはりその軸として、歴史を振り返ってみると。どういう状態であれば、人間としての生命力が輝くかという軸は、そんなに変わっていないと思いますし。
その中で、その人間の身体を考えて行く時に、見えない部分も含めて考えていく時に。一つ大きく見ていきたいのは、本来、僕たちの身体がどういう風なものであるべきなのかというか。 本来、どういうはずだったのかということを、立ち返ってみるという事を考えていくと、前にもお話しした様に、自分の身体が喜ぶこととか。自分の身体が嫌がる事というのは、少し見えてくるのかなと。
人間の身体にとって、好きな状態というか、あるべき状態という軸の状態というのは、必ずあるわけなので。その状態に、その状態というのは、どういう状態なのかなという風な思考を持っていくと。
例えばその、もちろん見えない所というのは、どうしてもどんな医学が発達しても、あるわけではあるんですが。見えないところを包み込むような形で、そういった考え方をしていると、その人間の身体の生命エネルギーを輝かせていけるような生き方ということが、出来るのではないかなという風に思います。
そういった意味で、学校の勉強に関しても、歴史を学ぶとか。あるいはその他、理科、物理現象を学ぶ。色々と学ぶ事においても、そういった立ち位置で学んでいくと、自分が本来どうあるべきかということで、色々な勉強をしていくと凄く良い気付きがあるんじゃないかなという風に感じて。
そうしていくと、今やはりその科学文明が進んでいる方向性というのも、人類が向かっていく方向性というのも、日本人が向かっていく方向性というのも、少しずつその本質的な方向に変わっていくのかなというのを感じましたので、今日は、シェアさせて頂きました。
見えない部分に影響されてるというところはあるにしても、その見える部分から見えない部分を把握していくという考え方と言うのを、今日は少し話をさせて頂きました。今日は、以上です。
相武台脳神経外科
頭痛、めまい、耳鳴り、海老名、厚木、新百合ヶ丘