YouTube 体との向き合い方

ご自身の体の元々の状態は、とてつもなく気持ちがよい。(頭痛 耳鳴り 不眠症 小田急線 町田 相模大野 小田急相模原 厚木)

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 相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は、平成27年の4月15日の水曜日です。今日は、ちょっと現状認識の仕方で、身体に対しての向き合い方がだいぶ変わってくるというお話をさせて頂きたいです。

 一杯の水があって、そのコップの中に水が半分入っていて。その半分の水に対して、半分も入っているのか。あるいは、半分しか入っていないのかと考えることで、その水に対しての受け取り方や行動というのは、大分変わってきますけれども。

 現状、事実というのは一つなのですけれども。その受け取り方でかなり行動は変わっていきます。当院に来院される患者さんで、頭痛やめまいや耳鳴りの症状など。色々な症状で来られるのですけれども。痛み止めを飲んだり、あるいは、リハビリをして身体を緩める。ほぐすような作業をして頂いて、もう一度、診察をさせて頂きます。そして、その時に、今日はリハビリをやってみてどうでしたかというお話をさせて頂くと、すごく楽になったということをおっしゃいます。

 ここで、患者さんにいつもお話しをさせて頂いているのですけれども。基本的には、そこでの受け取り方が非常に重要です。リハビリをして、身体が非常に楽になったのは事実なのですが、身体がすごく良くなって、楽になった訳ではなくて。病院に来る前、リハビリをされる前が、ひどく身体が実はつらい状態だったということの事実は、受け止めるべきだと思います。

 実は、すごく身体の緊張が強くて、深いところの筋肉がきつくて、自律神経の動きが悪くて、身体が辛い状況。重い状況だったのですけれども。その状況と、24時間365日、ほとんど脳が一緒にいるので、これが実際のご自身の身体の状態という風に、受け取ってしまっているわけであって。

 そして今回は、その当院に病院に来られてリハビリをされて、その身体の緊張度が緩んで、楽になったとおっしゃいましたけれども。もともとは、もっともっと楽な状態で生活もお仕事もされていたわけで、いつの間にかすごい身体が緊張していて。何年か経つうちに、これが普通になってきてしまっている。

 でも、これが普通ではありませんよということの警告音を、頭痛とか耳鳴りとかというのを、身体が言ってくれています。身体がひどい状態というのとずっと付き合っていると、身体というのは、脳というのは認識しなくなりますので。そのことを、現状、その症状がなくて全然問題がない状態であっても、実は問題がないわけではなくて、身体が非常に緊張が強くてこっている状態だということを、まずは認識するということが、色々な病気の予防に繋がっていくのではないかなと思います。

 そして、元々はご自身はもっともっと楽な状態であるべきですので、逆にその辛い状況というのに慣れてしまうと、身体の中で悪いことが起こっていても、脳が認識しないわけですから。色々な病気に繋がっていきます。

 なので、すごく難しい話ではなくて、身体がその悪い状態に慣れてしまうということをずっと続けていくと、病気になりますので。逆に、その身体が悪い状態というのを、まずは気付いて、元々あったもっと良い状態に、少しずつ戻していくという作業が重要になってきますよということを、診察、あるいはリハビリでお話しをさせて頂いております。

 今日は、その一杯のコップの中に、半分水が入っていても。その半分の水の受け取り方によって、行動がだいぶ違ってきますよというお話をさせて頂きました。今日は、以上です。

相武台脳神経外科
頭痛、めまい、耳鳴り、海老名、厚木、新百合ヶ丘

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