こんにちは。相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は、平成27年の5月12日の火曜日です。今日は、診察させていただく中で、患者さんの職業と健康状態、身体に関してちょっとお話しをさせていただきたいと思うのですが。その中でも、パソコン関係のお仕事の方について、ちょっとお話しをさせていただきたいと思います。
僕自身は、仕事というのは、ある程度どんな仕事でも、健康上。身体に対してのリスクというのは、背負っているものだと思うのですけれども。その中で、色々な職業の中で、昔からある職業というのは、ある程度、身体に対してのリスクというのは、周知されているので。それに対しての対策は、よくされている気がします。
ただ、最近急に出てきた職業は、特にパソコン関係のお仕事というのは、15年や20年前は、ほとんど極めて特殊な仕事でなければ、常時パソコンに向かってお仕事を行うということは、そんなになかった仕事ですから。今、最近出てきている仕事と言っても、良いと思うのですけれども。
パソコン関係の仕事で、体調を崩されている方を診察させていただいて、非常に多いので。今日は、お話しをさせていただきたいと思うのですが。やはりそのまずは、電子機器。パソコンだとか携帯電話というのは、非常に自律神経には悪いというスタンスが必要です。非常に悪いにもかかわらず、お仕事で朝から晩まで使う。IT関係のお仕事の方であれば、新卒で入社してから、朝から晩まで仕事をやっています。それが、毎日、毎日繰り返されていくと、新入社員の方は、やはり特に働かされていて、ストレスも多いですから。その中で、自律神経が狂っていって。最初は、偏頭痛になってきて。偏頭痛がだんだんだんだんと、毎日なってきて。それから、うつ病になって、ドロップアウトしてしまうという方が、意外に多いです。
ただそのご自身が、IT 関係の仕事をやっていて。それでも、パフォーマンスをあげて行きたいという風に、冷静に考えるのであれば。普通に、そのご自身のお仕事のリスクをきちんと踏まえて、それに対して、対策していくということが、パフォーマンスをあげていきたいのであれば必要であって。
その前提としては、仕事というのは、やはりその身体に対するリスクはあるんだということを、踏まえることが必要です。パソコン関係の仕事というのは、先ほども言いましたけれども、急激に来たので。おそらく先輩や、その前の先輩方が、そのリスクに関してほとんど知らないわけですから。そういった先輩方から、その危険性を教わらないので。結局、やはり若い方が犠牲になるという形には、今の時代はなっていきますけれども。
また、時代が変われば、そのリスクというのは周知されていきますから。そういった意味で、安全に仕事のパフォーマンスを上げていけるようになってくると思うのですが。今の時代、最初にある程度、さらされた世代というのは、非常にかわいそうと言えば、かわいそうです。
逆を言えば、そのリスクをきちんと踏まえれば、他の同世代の方は、なかなかその健康上の理由で、ご自身のパフォーマンスが出にくい時代ですから。そのリスクを踏まえさえすれば、すごくご自身のパフォーマンスをあげられるので。今の時代では、実力を発揮できるという意味では、チャンスの時代と言えば、チャンスの時代なので。
そういった意味で、今日、お伝えさせていただきたいのは、仕事というのはどんな仕事にもリスクはあるということです。特にIT関係とパソコン関係の仕事というのは、自律神経のディスクが強いにもかかわらず、職業としては新しく出始めた職業なので。そのリスクを踏まえられていない。この3点を抑えておくと、おそらく今後の大学生が、その職業に就く時に、そこを踏まえていくと、パソコン関係の仕事でうまくやっていけるでしょう。
逆に今、パソコン関係の仕事で、そういった健康状で悩んでいる方も、まずその価値に気づいていただいて、今から対策していただければ、これから5年後のご自身の仕事のパフォーマンスは、格段に上がりますよという話をさせていただきました。今日は、以上です。
相武台脳神経外科
頭痛、めまい、耳鳴り、海老名、厚木、新百合ヶ丘