こんにちは。相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は、平成27年の5月23日の土曜日です。診察をさせて頂いている中で、ほとんどの方がどういうことを考えているのかと言うと、やはり色々な症状で苦しんでいらっしゃるのですけれども。
足が痛いとか腰が痛いとか。頭が痛いとか、めまいがするとか。何か病気があるのではないかなという風に心配で、検査をしようかどうしようかという風に悩んでいて。それで、普段の生活では、あれが心配だ。これが心配だ、あれをしなければ、これをしなければと言って、思考回路としては、全て外向きに。自分から外向きにいっているというか。自分の外のことに関して、関心がいっている。
ご自身のお身体のことを心配な割には、心配だということの割に、ご自身の身体に向かって、感じるという作業をしている人が、ほとんどいないので。ゼロということは、ちょっとも5分や10分、1日の中で息をついて、ゆっくりと身体を感じる時間を取っていく。身体の感覚を取り戻す時間を取る。
身体の内向きを、志向のベクトルを内向きにする。自分の身体を感じるという時間を、ちょっとでも通っていくだけで、全然その身体に対しての考え方というのは、変わってきますよというのは、日々の診察の中では、お話しをさせて頂いています。
あれが心配だ、これが心配だ。外へ外へ外へ、ずっと心配がいっても。その中で、いくら検査をして、自分の身体を数値化しても。結局、その心配は、その先には心配の解決はありませんよということを、お話しをさせて頂きますので。
ちょっとでも良いですから、バランスですので。全部、外向きに思考回路がいっているのであれば、ちょっと5分、10分でも身体を感じるという時間を取っていくと。だいぶ身体の感じ、感覚の感じ。その中での、バランスの感じが変わってきますので。そのことを、今日は、ちょっとお伝えしたいです。今日は、以上です。
相武台脳神経外科
頭痛、めまい、耳鳴り、海老名、厚木、新百合ヶ丘