こんにちは。相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は、平成27年の10月16日の金曜日です。皆さん何か問題があって、当院にいらっしゃっていただいて、検査をして緊急性ではないというお話しをさせていただいています。
だけれども、その症状がある。問題点があるということは、身体の中で悪いところがありますよというお話しをさせていただいています。そして、その悪いところを直すために、何ができるのかということなのですけれども。1日に1回でも2回でも、その意識をして力を抜くという運動を習慣づけしていきましょうというお話をさせていただいています。
そして、そういったことをお話しをさせていただく中で、漠然とそういうことが必要だと思っていて、ジムに行っていますよとか。ヨガに行っていますよとかという話を受けます。 もちろん、そのご本人のやりたいという方向性は、すごく良いですし、意識もすごく高いので、そういうことをされていると言うのですけれども。重要なことは、結果が重要だということです。
そういうことをやっていて、例えば、健康意識が高いですねと言って、褒められるためにやっているわけではなくて、何のためにやっているのかと言うと、結果を出すためにやっている。ご本人の身体の状態を、良くするためにやっているということなのですけれども。もちろん、楽しいことでやっていることもあるのだと思うのですが。治すという、身体作りという目的に関してはなのですけれども。結果が、重要だということです。
それで例えば、そのジムに行ったりヨガに行ったりしていて、クリニックに来るような頭痛とかめまいとか耳鳴りとか、そういう問題点が起きなければ、僕自身は、特に聞かれなければ何も言うことはありませんが。何か問題があるということであれば、考えなければいけないということです。
それで一応、やっていて問題がある時に、考えなければいけないポイントというのは、3つです。それは、やる目的がきちんと合っているのかどうかということ。それは例えば、その皆さんが結構、その身体に良いということになると、漠然と身体に良いことをやれば、身体が良くなるということをおっしゃっていますけれども。やはり、その一つ一つの目的によって、やり方は全く変わっていきます。
マウスが目の前に2つあって、赤いマウスと青いマウスがあって。赤いマウスを取ってくださいという方を言われてですね。マウスを取っているよと言って叫んでも、それが青い マウスだったら、ちょっとそれはずれている。同じマウスでも、ずれているわけです。赤い マウスであれば、こっちの方向に手を伸ばして、そこを手を下ろして掴むという、その一つの行動しかできないわけで、漠然とその身体を良くするということだと、目的がちょっと 曖昧になってしまいます。
例えば、ジムに行く目的というのは、色々とあると思います。ご自身のストレス解消 だったり、気晴らしやストレス解消だったり、あるいは、その体力作りだったり。その地域の人とのコミュニケーションを取ることだったりする。それぞれ目的があると思うのです が、目的が色々な部分に含まれていると思うのですけれども。今回、その病院に来られて 、多くの方がやはりその身体の緊張、自律神経の緊張を期待していて。それに対して、緩ませていきましょうという目的に関しては、一つ的確な目的ややり方としては、意識をして力を抜くということを、クリニックの診察室内でお話しをさせていただきます。
ご本人が色々とされていて、結果が出ていない時に、そう考えなければいけないのは、本当にそれが目的に合っているのかどうかということを、もう1回見直してみる。力を抜くということができているのかどうか。その具体的なお話に関しては、クリニック内で、診察室内でお話しをさせていただいていますけれども。きちんと目的に合っているのかどうかということを見直す。
あるいは、目的に合っているのであれば、ご自身の問題に対して、量が足りているのかどうか。その500円のラーメンを食べたいのに、その200円しか持っていなかったら、お金を持っているよと言っても、ラーメンは買えないので。やはりそのご自身のやっていることは、素晴らしくて良いことだと思うのですが。その方向性で良いと思うのですけれども、 それが足りているのかどうかということを、評価していくということが一つだと思います。きちんと足りているのかどうかということですね。
もう一つは、ご自身にかかっている、そうやっていたとしても、ご自身にかかっているストレスが多すぎるような場合は、もうそれが追いつきませんので。給料を稼いだとしても、その金遣いが粗すぎてしまったら、やはりどんどんと借金状態になっていきますし。特に、子どもさんの場合は、頭が痛い痛いと言っているのに、ゲームから離れられずに痛い痛いと言いながら、そのゲームとか携帯とか、YouTube とかをずっと見ていて、さらに痛くなっているという状況が、やはり変な状況になってしまっていますので。ご自身にかかっている その自律神経に対しての負担というのは、減らせるところがないのかどうかというのを見直す。
この3つです。今、ご自身がされている行動は、例えば、その周りの方とか、お父さんやお母さんとか、社会的に認められて褒められている目的でやるという訳ではなくて、結果を出すためにやるということを、頭をシフトしなければいけないです。そのために、何を考えるのかと言うと、まずはやってみて、その行動がどういう結果を出したのかというのを、見ていくということです。
やっているよと言っても、それが結果が出ていたらそれはそれで、最初は良いと思うのですけれども。結果が出ていないのであれば、きちんと的確にご自身がしなけばいけない 目的を意識できていて、その目的にそのやり方が合っているのかどうかということを、一つは 見直さなければいけないです。
もう一つは、やる量が足りているのかどうかということです。状況に対して、やる量が足りているのかどうか。もう一つは、ご自身にかかっているストレスで、減らせるところはないのかどうか。多すぎないのかどうか、ストレスで減らせるところはないのかどうか。こういうところを見直して、修正していって、また継続や修正をして、継続していくことで、必ず身体の状態は上向きに向いていくと思いますので。特に、ちょっとその思い込みですね。
やっていれば良いという思い込みを持ってしまっている方、僕もそうですけれども。やっていることに満足をしないで、やはり冷静に結果を見ていく。何かのコマーシャルではないのですけれども、結果にコミットするというか、結果に謙虚になる。やることというのは、そのやれば良いという話ではないので、やることに満足するのではなくて、やって結果がどうなったのかということに頭を変えていくと、根本的に体質が徐々に変わっていくのかなと思いました。今日は、以上です。
相武台脳神経外科
頭痛、めまい、耳鳴り、海老名、厚木、新百合ヶ丘