こんにちは。相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は平成28年6月1日の水曜日です。
最近、人間の認知の仕方に関してお話させていただいています。
実は世の中に膨大な情報があって、その情報を流れていって受け取るか受け取らないかっていうのは、自分自身で無意識に取捨選択している。
その取捨選択の仕方、認知の仕方というのが3つあって、一般化するということと、情報を歪曲して認知するということと、あとは削除するというお話をさせていただきました。
根底にあるものが、自分自身の信念であったり、ベースの生き方、在り方であったりするんですけど、それをバックアップしてるものというのが、今までの教育であったり、お父さんお母さんからのしつけであったり、多くの場合は人間にとって大きなものというのは、色々認められたいという本能が働きますので、その中で親に認められたいということは、結構大きな要素になってきますので、親からのしつけ、親から認められたいという信念からの行動というのは、大きなものになってくると思います。
情報に対してのバックアップというのは、自分自身の信念であって、結局多くの情報に関しては、自分自身の取捨選択しているに過ぎないと。
自分自身の情報の取り方の限界を知ることで、自分の可能性を広げることができますという話をさせていただいていますけれども、今日水曜日なのでサーフィンに行ってすごくそのことに関して実感したことがあったんですけども、サーフィンというのは波に乗るということを行なっていくんですけども、板に腹ばいになって波に合わせて波に乗っていきます。
通常の人というのは、パドリングといって手で波を掻きながら、波のスピードに合わせていくんですが、多くの人は激しく波に乗るときに、手で波を掻くパドリングというのを頑張ってやります。
ただ上手な人というのは、1回2回ぐらいしかパドリングをせずにスーッと乗っていくので、何が違うのかなというのがずっと疑問で、僕自身の中でも謎というか、壁になってる部分でした。
今回REVサーフの林コーチの説明を今日聞いたんですけども、その中で目から鱗だったのが、僕自身が波の力というのを、波に対しての認知の仕方というのを削除して考えてたなということがあります。
波の力というのを二次元としか捉えられていなかったという部分がありました。
そもそも波ができるということは、力としては上下のベクトルがあるはずなので、何か急に海底の浅いところができてきて、沖からの水がやってくる中で、浅いところに水が当たって、力としては上にいく力が一気に働きます。それでうねりができてくるということを、僕自身は削除して考えてたなと思います。
海底でぶつかって上にあがっていく力のことを、リフティングフォースっていう言うんですけども、例えば波のスピードだけに合わそうとすると、乗ってる人というのはスピードに合わせるためにすごく色々手の運動をしなきゃいけないですが、リフティングフォースが起こる場所、地点というのを見極めて、そこに入っていけば自分自身がサーフィンの板と一緒に持ち上げられることによって、上にいく力をパドリングでベクトルを少し変えていけば、スーッと前に進むということが目から鱗で、波の力というのは三次元だったんだなというのを実感できたお話でした。
よく考えればわかることなんですが、波というのは三次元になってるからうねりになるわけなんですけれども、僕の中で波を捉えるときに今まで二次元でしか捉えてなかったのが、三次元と捉えることによってひどくパドルをしなくても、波に乗れる理屈というのがわかって、まだ実際乗れるわけではないですけれども、そういうことで海という情報も自分自身は削除して捉えてたんだなと。
削除して捉えてた情報を、実際理解することによって自分自身の世界も一気に広がったなっていう体験を今日しましたので、波自体は三次元の動きだったんだなっていうことで捉えると、相当サーフィンが楽になるなっていう予感がしました。
今お話させていただいているように、情報の認知の仕方、削除、一般化、歪曲という3つがあって、結局大量の情報の中を、自分自身の在り方とか信念に従って選択しているに過ぎないという人間の特性を捉えることで、自分の可能性を広げていけるという話をさせていただきました。
いずれにしても、僕たちはなんらかの形で盲点が必ずある。自分が見てないところが必ずあるので、それが自分自身の盲点だし、自分の可能性だし、世界は広いんだっていうことを理解させてくれるし、自分が見てる世界だけで行き詰まってるからといって、それで世界が終わりなんだと思うことは全くないんだなというのを、今回身をもって感じましたのでシェアさせていただきます。今日は以上です。
相武台脳神経外科
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