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ビタミン、捨てているものに宝がある。

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こんにちは。相武台脳神経科の加藤貴弘です。今日は平成29年9月16日土曜日です。

 よく栄養学でビタミンという言葉を聞くんですが、そのビタミンという言葉は、漠然と身体に大事なものなのかなという風に受け取って頂いてると思うんですが。言葉の定義的には、身体の中で作ることができなくなった炭水化物やタンパク質以外の、大雑把な総称をビタミンというわけで。その中には、いろんな種類があるんですけれども。

 どういう役割をしているかと言うと、身体の中で色々と化学反応が起こって、身体の必要な方に変換していくんですが、その化学反応を補助する役割をしている補酵素というか、補助する役割をしているので。例えば、そのビタミンが足りなくなったら、その化学反応が進まなくなって、結局は、人間のその部分の機能不全に陥ってしまうので、とても大事なものではあります。

 基本的には、食事から摂るしかないんですが、最終手段としては、足りなければサプリとかそういうもので摂るということも、どうしようもなかったらあるんですけれども。通常 は、食事から摂ることを基本として考えた方がいいのかな、自然な考え方なのかなとは思います。ほとんどのビタミンは、通常植物から野菜から摂ることが可能で、ビタミンa というのは、動物から摂ることしかできないではありますけどれも、その植物の中に含まれるベータカロチンという物質が、身体の中では、ビタミンAに変換される為、広い意味では、植物からほとんど摂ることができると言われているのですが。

 現代の食事の中で、そもそもビタミン不足なっている理由というのは、植物自体のビタミンの容量が減っているという部分と、食べている植物の部分ですけれども、一番美味しい所の実の部分っていうのは、意外にこのビタミンの含有量は少なくて、皮とかヘタとかそういった捨ててしまうようなところに、みかんでいえば白い皮のところとかにビタミンが多く含まれてるという風に言われています。味としては結構苦味があったり美味しくなかったりするんですが、そういったビタミンをたくさん含んでいるという部分をきちんと把握して食べていくことが必要かなと思う。

 美味しい所美味しい所を食べていくだけで、ビタミンを食べた気になってしまうと、結構大きな誤解をしてしまうので。野菜のどの部分にビタミンが多いかというのを少し考えながら、食事してみると面白いんじゃないかなという風に思いましたので、今日はシェアさせて頂きました。今日は、以上です。

相武台脳神経外科
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