YouTube 体との向き合い方

物事は予定通りに粛々と経過する。(片頭痛 めまい 耳鳴り 小田急線 神奈川 相模原 相模大野 厚木 海老名)

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 こんにちは。相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は、平成21年の4月11日の土曜日です。今日は、当院に来院される患者さんで、三十代、四十代、五十代で、初めて来院されるその目的というのが、頭痛とかめまい耳鳴りなどを自覚されて、とても不安になって。

 最初は、重い腰を上げて、病院まで行ってみようかなということで来るのですね。その時の気持ちはどういう気持ちかと言うと、自分って何か怖い病気なのではないかなと。命に関わる病気が、身体の中で起こっているのではないのかなということを、すごく不安に思って、当院に来院されます。

 結果として検査させて頂いて、ほとんどの場合が、重大なことにはその時には、至っていないわけです。だけれども、そういった不安など。ご本人を不安にさせるほど、激しい症状があった時に、現実としてどういうことが身体で起こっているのかということを、冷静に捉えることが重要です。

 検査をして問題がないというのは、今の時点で、何かその治療をしなければいけないという病気がないだけであって。ちょっと押さえとかなければいけないのは、そういう強い症状があったってことは、何か身体の中で異変が起こっているのだという認識が、すごく重要です。

 検査をして、問題がなかった瞬間に、すごく安心してしまって。身体は全然問題はないんだと思って、それ以降の僕自身の話を、あまりこうどうでもいいやという感じで、聞いてしまっている方もいるのですが。現実には、やはりその検査は問題ないです。

 じゃあ、何なのかということを考えていくということが、すごく大切です。世の中というのは、その基本的には、法則通りか物理法則通りで動いていますので。こういったボールペンを、こうやって手を離すと、下に落ちるというのは、物理法則通りです。落とす前からわかっているわけですね。手を離した時に下に落ちるというのは、僕自身が落とす前から、わかっています。

 どんなにお願いしても、手を離した時に、そのボールペンが天井の方に向かって、動いていくということはありません。それは物理法則に従っているからです。その法則というのを、ある程度わかっていると言うのは、同じような状況。スチュエーションを、何度も何度も見ているという観察者というのは、ある程度、法則を掴めてくることができます。

 その同じような状況を、何度も何度も見ている観察者というのは、そういう立場にいるのが、やはり僕ら医者とか。そういった患者さん、症状がある患者さんを横断的に見る立場にいる人間だと思います。

 通常の方というのは、ご自身のお身体の状態とか。あるいは、ご家族とか友だちの身体の状態ということを知るぐらいだと思うのですが。やはり、僕や開業医の医者、医療従事者というのは、同じ問題の方を何人も見ている。それぞれの問題を見ていて、その患者さんが今後どういうことになっていくのか。それぞれ落とし穴はどういうものがあるのかと言うのを、普通に生きていると痺れないレベルで見れる立場にある。観察できる立場にあるということは、事実なので。

 やはりそういった意味で、今後こういう症状が起こった患者さんに、何が起こるのかというのは、手に取るようにある程度、見えてくる部分があります。そして、今の時代に問題になっているのは、携帯とかスマートフォンとか。パソコンとかの普及。あるいは仕事で使うことが多いので、自律神経の変調をきたしている方が多いです。身体を自動調節してくれるような自律神経の変調。

 こういったグラフがあるのですけれども。自律神経の変調。自律神経の緊張度と年齢とすると、自律神経の緊張はじわじわじわじわと上がってきます。そして、症状として出るのは、ある線を越えてから症状として出ることが多いです。出ます。ただ、ここで病院に来られて検査して、問題ないと思って安心して帰られると。

 そして、これからもし、四十代の方であれば、これからの四十代どうなるのかと言うと、今、自衛神経緊張度が強い。自律神経の変調度がある。ここから、突っ込んでいかないといけない環境。サバイバルをしていかなきゃいけない環境というのは、実は、人類がいまだかつて経験したことがないぐらい、自律神経に悪い環境を今から生きていかなきゃいけないわけなので。

 今、自衛神経が狂っている。ここからサバイバルをしていかなきゃいけない環境で、悪いとなると。グラフとしては、やはりこういう形になるのは、もう目に見えていると。そうなると、今が四十歳であれば、これからの四十代がどうなるのかというと、偏頭痛が増えることも予想されるでしょうし。自律神経が狂ってくると、色々な症状が出てきます。

 それぞれの身体を動かしている神経が狂うわけですから。自律神経とか、めまいや耳鳴りとか、不眠症とか。頭が痛くて辛いな。ご飯を食べても美味しくないですし、イライラしてちょっとしたことで喧嘩してしまって面白くないなというような。ずっとそんな感じで過ごすような四十年になる可能性があるだけではなくて、自律神経が狂ってくると、やはりその病気に繋がっていきますので。

 そういった四十年が、今回の症状を見ることで、僕らは患者さんの症状から、その先の未来が見えてしまいます。だけれども、ここで症状、検査をして問題はないですよと。じゃあ私の症状は何なのかなと見ていただいて。その症状に対して、原因に対してアプローチをさせて頂く中で、自律神経を緩めるということを少しずつされていくと、グラフとしては、こういった様にこう、症状がでるラインよりも、下のレベルで。こう四十年間、過ごしていきましょうというのが、当院の提案です。

 こういう状態は、肩こりや首こりがない。頭痛がなくて、ご飯を食べても美味しく食べることが出来ます。スッキリと眠ることが出来る。少し腹が立つことをされても、ご自身に余裕があるので、ヘラヘラと笑って楽しいなという風に、噛み締めながら過ごす四十年。

 さっきのように、苦しい四十年と楽な四十年。どっちが良いかということが、症状がご自身に突きつけられているので。この四十年というのは、これだけ差があるわけですから。このギャップというのを埋めていくために、ご自身は何ができるのか。それは今、症状があるってことは、何か悪いところがあるわけで。それに対して、良くしていこうという気持ちを持つということが、重要です。

 検査をして何もなかったから、問題ないですよというわけではなくて。これから残りの四十年。人生で何もしなかったら、こういう道を辿っていくのは明らかであって。きちんと火災報知器が、症状という火災報知器が鳴っているわけですから。それに対して、対応されていく中で、こういう人生を歩んで行こうという、まずは意図する気持ちを持つ。決断をするということが重要です。

 そういう人生を歩みたいなと思った瞬間に、どういうことをすれば良いのかなという風な情報が、頭の中に入ってくると思います。まずは、症状が自分にとって教えてくれているものを、きちんと冷静に受け止めるということが重要です。今日は、物事というのは、法則通りに動いていて、ある程度、その症状から、この先の未来が読めるという話をさせて頂きました。今日は、以上です。

相武台脳神経外科
頭痛、めまい、耳鳴り、海老名、厚木、新百合ヶ丘

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