こんにちは。相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は、平成27年の7月20日の月曜日です。今日は、昨日に引き続きまして、台風で氾濫している川のほとりで座禅をして、静かに自分自身に向き合うという作業を続けていますけれども。
日中、座禅をしていない時というのは、熊野古道を歩いたり近くの神社を歩いたりしているのですけれども。この近くの世界遺産と言われる神社の多くが、山の上にあるので。熊野古道も比較的、急斜面な部分が多いです。そして、600メートルの熊野古道でも、雨が降った後のせいか、結構滑りやすかったり、僕自身にとって大変なのですけれども。
それで歩いてみてすごく感じるのは、何百年も前の人達というのは、これ京都からずっと この道を歩いてきて、1年に1回、何度も何度も 歩いて来られているということを考えると、非常に下半身の強さというのをすごく感じました。そして、僕自身も含めて、昔の人に比べて、監視の強さというのは、すごく感心の強さが落ちているなというのは、体感としてすごく感じるのですが。
以前に、ネパールに行った時も、3000メートル。標高3000メートル付近をトラッキングした時に、ネパールの種類。ガイドの人は、これぐらいの道だったら で、彼らはサンダルでガイドしてくれたのですが。そんな中、僕らは ヘトヘトでついていくのもやっと だったのですけれども。何か食べ物のせいというよりも、非常に下半身が強い。都会に住んでいると、下半身が非常に弱くなっているなというのは感じました。
チャンネルSに、以前出ていただいた、登山家の小西さんにお話しを伺った時も、そのことを強く言われていて。明治維新の時代の人と、現代の日本人、東京の人と何が違うのかと言うと、やはり脚力の強さということをおっしゃっていて。これは、人間にとって、その命のエネルギーというか、元気の源なのではないかなと思います。
下半身の強さというのは、人間にとっての元気の原点ではないのかなという風に思うので、自分自身その下半身をある程度、鍛えて行けるような環境作りというのを、少しずつ作っていけたらなと思います。宇宙人みたいに、脳だけ頭でっかちで、手足がほっそりとした人というのは、地球でその地に足をつけて生きているという以上は、人間としてはエネルギーは、生命エネルギーはああいう状態では、発せられないと思うので。
もしかしたら、重力の弱いところの生命体は、ああいう形が良いのかもしれないですけれども。やはりその人間である以上、地に足をつけてしっかりと生きていくということを、明日のコンクリートのビルの上で、車に乗って地に足をつけていくというのを忘れてしまうと、どんどん脳が退化していくのではないかなというのを、今回は歩いてみてすごく感じました。
やはり脳の機能というのは、身体も含めて脳の機能ですから。実際にあるのに使わないということになってくると、脳の機能も落ちてくるという、生命エネルギーも落ちてきます。 もちろん、その手足がない方というのは、ないわけですから。無い場合というのは、おそらくその別の身体の能力というのは、強くなっていく。その状態で、地に足をつけて生きていこうとしていくと、強くなっていくのではないかなと思うんですが。
ある状態で使わないとなると、その部分が腐っていくとなると、他の身体にも影響しますので。やはりその状態で、自分のその命のエネルギーをどんどん上げていきたいというのであれば、人間としては、やはり地に足をつけることが、一番の近道だと思います。
今日は、熊野古道を歩いてみまして、僕自身と昔の熊野古道、京都からずっと歩いてこられた方たちと、圧倒的な脚力の差を感じて、ちょっとショックを受けたので。足の大切さというのを、少し考えてみました。今日は、以上です。
相武台脳神経外科
頭痛、めまい、耳鳴り、海老名、厚木、新百合ヶ丘