スタッフと院長のやりとり備忘録 不安

スタッフと院長のやりとり備忘録 - 不安は自由への出発点 –

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<スタッフと院長のやりとり備忘録>

不安の消し方(空海に気づかせていただけたこと。) を読んで。

>不安を感じている方、そもそも、世の中の事を分かったつもりになっているからちょっと分からない事があると、不安になるのでは、ないでしょうか?

私は、これだけは、確信をもっていえます。

「この世の中、完全に分かっていることなど一つとしてない。」

科学は、「ある条件」下での「法則」が分かっているだけで、この世の中は、「ある条件」など無限に変化する可能性に秘めている。

「国際関係を分かりにくくしている原因の一つに、それぞれの国の本音が、

建前から分かりにくいということが大きい。しかし、その国の建前の言動で、本音は分からなくても、その国の(結果としての)行動を分析すれば本音が見えてくる。」

世の中の原因の分からない悪い事ばかりに目がいく時、ブラックボックスばかりに目がいってしまう時、

自分の「不幸」の原因をブラックボックスに押し付けようとする他力本願な不健康な自分がいる。分からない世の中の中でどのように楽しみを貪るか、ワクワクしているとき、自力本願な健康的な自分がいる。

自分の、意識の方向性で、このように病気になる前の自分の健康度も測る事が可能です。

もう一つ言い方を変えることが可能です。実は、ブラックボックスの中を、「こうあるべきだ。」と盲信することは、科学に対する冒涜であり、

科学を中途半端に宗教化している行為です。実は、今の医療現場でこのような行為は横行しています。ブラックボックスがわからないと謙虚に、結果を分析し、その条件下での法則を見つけていくことが、純粋な科学だと思います。

●まさにこのコロナ禍、とても大切なお話だと思いました。

インターネットが普及した現代では、少し調べれば詳しそうなさも本当っぽい話がたくさん出てきます。

たくさんの人が専門家のような口ぶりでわからないことを否定したり、人を攻撃したりしますが、「果たしてそんなに簡単に一つのことを学び切れるものなのか」と、この問いを心に残しておきたいと思います。

分野は違えど、本気で取り組んでいる方は、そんなに簡単には満足しない場面を何度も見てきました。

常に疑問を持ち、挑戦し、苦しみながら、でもそれすら楽しんでいるような、それが「生業」なので、と言っている姿を見ると、ぐっと身の引き締まる気持ちになります。

自分を肯定するために、相手を否定しない。

それを前提に、本音をぶつける、という事はあまり得意ではありませんが相手と話す努力をしてみる。

自分を肯定するために…は、集中していたらそんな余裕はないよな、とふらふらしている自分は背筋が伸びる思いです。

不安になりやすい世の中ですが、わからないことを自分なりに学んでいける姿勢を持ち続けたいと思います。

回答:不安な時代だからこそ、自分の思考も精神性も自由になることができやすいかもしれませんね、いつもありがとうございます。

相武台脳神経外科
頭痛、めまい、耳鳴り、海老名、厚木、新百合ヶ丘

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