こんにちは、相武台脳神経外科の加藤貴弘です。
今日は平成27年11月14日の土曜日です。
僕自身が体の健康を気をつかっていくなかで、一番気にしているのは食生活という部分です。意外に、僕自身の勤務医時代、あるいは学生時代というのはそれほど体に気をつかってたということはないですけども、食事には意外に気をつかっていました。
学生時代一人暮らしでしたけども、自炊までには行かなかったんですが、学校の近くに住んでいたので、なるべく学校の学食でいろんなお惣菜を食べるようにしたり、多くの品目を食べるということを意識した食生活に学生時代はしてました。
勤務医になってから開業する前はかなり体力的にもきつい状況で働いていました。病院自体も今勤務している前の病院は、6階、7階建ての病院だったんですけども、その病棟を行ったり来たりするなかで、エレベーターを待っているとなかなか来なくて時間のロスになってしまうので、よく階段を使っていたりしましたので、1日のうちで何往復も階段上り下りしましたし、そういったことを考えると体の動く量というのは今の、業務量は多いんですけども座ってやる仕事と比べて、必要なカロリー量というのはかなり変わってきたなという感じはします。
開業してから自分自身少し太ってしまったんですが、チャンネルSでいろんな方とお話しさせていただくなかで、登山家の小西浩文さんという方とお話しさせていただいた時に「地球上で1日3食がっつり食べている人って、ほとんどいないんじゃないか」という話をされていましたし、歴史上を見ても「3食しっかり満腹を覚えるくらい食べた人間というのは少ないんじゃないか」というのを言われて、なるほどなと感じました。
登山という極限状態で身をさらすなかで、1日3食必要ないんじゃないかという結論にご自身は達していたみたいなんですが、そのなかでもご本人はヨガとかいろいろ研究されて、ヨガと言えば、朝の時間というのは1日の排泄の時間、体が外に出すということをしていく時間なのであまりガツガツ食べないという考え方なんですけども、僕自身もなるほどなと思って、患者さん診させていただくなかで、「私全然食事そんなにいっぱい食べてるわけじゃないのに」と言っても採血結果でコレステロールとか中性脂肪が高くなってきているという方いらっしゃるんですけども、やはりいっぱい食べてるわけじゃないんですけども、歴史的に考えると、3食お腹いっぱいに食べている、お腹八分目にしても3食しっかり食べられているっていうのは、人類の中で稀なんじゃないかなと思います。
普通は今までは、何かご飯ないかなといって、お腹すいたお腹すいた・・・とちょっと飢餓状態、少し空腹感があって人間の活動をしている状態が普通だったのかもしれないんですが、それが毎日毎日腹八分目、あるいは満腹まで毎回3食食べていると、やはり体の代謝のキャパシティというのは超えてきて、採血結果に出てくるんじゃないかなという感じはします。
それを見て僕自身は今の食生活がどういう食生活かと言うと、基本的には朝はほとんど食べないというか、朝は生物の果物1個か2個食べて、野菜ジュースとか果物を食べるということにしています。
昼は現実的には昼休みというか食事をガッツリ食べるぼど時間を取れないので、食パン、といっても市販されている食パンというのは防腐剤がけっこう多いですから、職員の方にパン焼き器でパンを焼いていただいて、パンを1枚、今2枚になってしまったんですが、2枚食べています。
ただちょっと炭水化物が多いかなという感じも自分自身でするので、もうちょっと日頃の炭水化物を少し減らして、豆にしようかどうか、というのをやっているところです。
夜はある程度お腹いっぱい食べるようにしています。同時に、運動のアサインも始めたというのもあるんですけども、そのなかで体重も少し減ってきて、体が少し締まってきている感じがしますので、ちょっと僕の生活、自分自身の体験談ですけども、ちょっと3食必要ないかなということで食生活を変えてきています。
あとは肉食、夜は運動してるので最近は肉が大好きになってきてるんですが、肉って言っても化学肥料とか食べている肉っていうのはなるべく食べたくないんですが、どうしても外食になるとそういうのも食べてしまいますけども、理想を言うなら牧草牛というか、そういった化学肥料を食べない牛や豚の肉を食べたいなというのは常々思ってます。
野菜よりは肉は消化がいいので、お腹に対する負担も少ないですし、ただちょっと便秘気味になってるかなというのを感じたときはよく野菜を摂って、食物繊維を体に摂り入れて、お通じを出すようにしております。
野菜を摂りすぎるとすごくお腹痛くなっちゃうので、自分の体の調子に合わせていろいろ食生活を変えているという感じなんですけども、今日お伝えさせていただきたかったのは、ちょっと自分は生活してみて成長期を終えて大人の段階になってきたときに、1日3食というのはちょっと多いんじゃないかなということと、ご自身のライフスタイルに合わせて、昔と同じような食生活をしていると体がついていかないんじゃないかなというのを常々感じていますので、そういったことを、特に若い頃スポーツされていた方っていうのは、スポーツされていた時と同じようにスポーツやめてからも食べていると、どんどん体を傷めてしまいますので、そういったかたちで、食事も欲望のままに食べるのではなくて、体の調子を見ながら制限していただけたらなと思います。
すると、体はすごく楽になって頭も冴えてきますので、ぜひおすすめです。
今日は以上です。
相武台脳神経外科
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