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現代人が、ほぼ避けられない脳卒中、心筋梗塞、癌、認知症を回避する唯一の方法。

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こんにちは、相武台脳神経外科の加藤貴弘です。
今日は平成27年11月13日の金曜日です。
僕自身はこの「診察室 延長戦」で絶えず「体の声を聴き続ける。そうすれば健康への道が拓ける。」というお話しをさせていただいております。健康への道が拓けるというのは、健康を獲得するということ、その結果としては体質が変わってくるということです。
体質というのは僕自身の考えですけども、それほど外れてはないと思うんですが、どういう風に考えてるかっていうと、体質っていうのは産まれてから現時点までの習慣の積み重ねが現在の体質を決めてると思っています。
習慣というのはあらゆる習慣、睡眠の習慣だったり、食生活の習慣だったり、精神・心の反応の習慣だったり、言葉の習慣だったり、行動の習慣だったり。毎日毎日ご本人が決まって行っていることの積み重ねが現在の体質を決めております。
一時的な交通事故や一時的なアクシデントというのは大変な怪我やいろいろなってしまいますけども、そういうものっていうのは基本的には後遺症を残すかもしれませんが、体質っていう面におきましては24時間365日何十年っていうものの方が大きいと思います。一時的なものっていうのは、そういう積み重ねの方に凌駕されるというか、そちらの方が規模としてはとても大きなものになってくると思います。
ということは、5年後の体質をもし今の状態を変えたいということであれば、何を変えればいいか。
体質を決めていることが習慣であるならば、習慣を変えるっていうことに頭の考え方をシフトしていきましょうということを絶えずお話しさせていただいております。
なかなか習慣を変えるっていうことは人間非常に難しいので、コツとしてはちょっと毎日続けていきましょう、ということ。習慣というのは、考えていただきたいんですが、歯みがきする習慣、お風呂に入る週間、朝ご飯を食べる習慣というのはほぼ毎日時間が決まっているわけで、習慣というのは時間を決めてちょっとの時間毎日行っていくというのをやっていきます。
そこまでは今までお話しさせていただいたんですが、最初患者さん来られて、「ちょっと習慣を変えていきましょう。この2週間、ちょっとした習慣を続けてみてください」ということをお話しさせていただいて、2週間後もう一回診察させていただいて「そのことはできましたか?」って聞くと、「忙しくてね。ちょっと時間取れないのよ。」というお話しをされているんですけども、1日5分と言わず2,3分でも取りましょうというお話しをさせていただいて、基本的に24時間、人間は時間があって、2,3分時間を取るというのは、もしその習慣をやることに価値を感じているのであれば絶対に取れるわけです。
どんなに忙しい人、アメリカの大統領とかどんな社長さんとか、忙しい人、分刻みで動いているような人であっても、朝1回2,3分取るっていう時間は、そこに価値をもし置いているのであればできるはずです。
できなかったというのはどういうことかと言うと、忙しいということがメインの理由ではなくて、そこに価値を見出せなかった、ということになってくると思います。
やはり習慣というのは、結果というのは1年後になってきますので、なかなか人間としては価値を置きにくいです。もし本当に体質を変えたいのであれば、専門家の話だとか、あるいはご自身がこの人健康だな、どういうことを習慣でやっているのかなということを見て、その人とある程度同じようなことをやってみるということは重要だと思います。
今までのパターンであれば、今までの体質が悪くなっていくご自身の生活パターンでしかなくなってきますので、パターンを変えていく。そのなかで習慣っていうのはなかなか価値を見出せないんですけども、価値を置いていく。
ここでどういうことが起こっているかと言うと、ある程度体質を変えていくためには、ご自身が今まで価値と思っていなかったものを、価値があると考えて受け入れるということなので、価値観を変えていかなければ、体質、体の健康は変わりませんよ、と。価値観というのは価値基準、価値の優先順位ですから、これも思考も習慣になるんですが、これは頭の考え方の習慣を変えていくということにつながってくると思います。
なにも価値観というのが100%正しいわけではないので、一生それを信じなさいと言っているわけじゃなくて、しばらく結果が出るまでご自身で試してみるというきっかけにはなるんじゃないかなと思いますし、今までのパターンでうまく行っていないのであったら、そんなにリスクがないのであれば、その価値観に1日2分か3分ちょっとやってみる、っていう価値に置いてみる。その価値観を受け入れてみる。っていう、そういう柔軟性っていうのがご自身の体質を変えていくことになっていくと思います。
価値観っていうのは自分の考え方を変えるっていうことは大変難しいことではあるんですが、一人で考えて変えていくのは相当覚悟がいりますが、そういった専門家やコンサルトの話を聞きながらやるのはまだ大丈夫な、受け入れやすいと思いますので、今病気にある、症状があるっていうことは会社で言えば問題をいろいろ抱えている、倒産しかかっているという可能性もあるという会社がこれから改革を行って、立て直していかないというような、それくらいの覚悟がないと会社の体質というのは変わっていきません。
今までの会社の考え方、会社の文化っていうのをある程度厳しく見つめ直して、むしろ今までのことは間違っていたかもしれないというようなスタンスに立ってやっていくっていうことが会社の中の文化を改革していくっていうこと。変わっていくっていうことは実はつらいことなんですけども、楽しいことなんですけども、それくらいの気持ちがないと、今までのパターンで漫然と暮らしていても、ずーっと今までのように症状が継続してまた病気になっていくだけなので、もし体質を変えたいっていうのであれば、変えたいっていうある程度気持ちをしっかり持って覚悟を持って、一時的にせよ、その健康への価値観を受け入れるっていうような気持ちのマインドセットというか、気持ちを置く、決意するということが非常に大切なので、そのことを今日はお伝えさせていただきたいなと思いました。
体質を変えたいんであれば習慣を変える。習慣を変えるっていうことのきっかけとしては、頭の習慣、価値観を一時的にせよ受け入れていく必要がありますよ、というお話しをさせていただきました。
今日は以上です。

相武台脳神経外科

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