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時間が管理できず、大失敗してしまった自分の経験

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こんにちは、相武台の脳神経外科の加藤貴弘です。
今日は平成28年1月16日の土曜日です。
自分自身で主体的に生きていくということが自分の健康に直結するというお話を少しずつさせていただいているのですが、その中で都会で日々忙しい中、様々な仕事に忙殺されていると、自分自身いろんなことに反応しなければいけない。これしなきゃいけない、あれしなきゃいけない、自分が本当にしたいことができない状況が続く忙しいという現象、時簡に追われるという日々になっている方というのは、僕も含めて多いのではないかと思うのですが、その中で一歩、自分自身の主体的に生きていく道に踏み出すために、一つ僕自身が意識しているのは時間を管理するというマインドセットというか心構えが必要なんじゃないかなと思いました。
 それで先日から時間管理の方法に関して、よくいわれる時間を分離するという方法をお伝えさせていただいています。その中で重要度と緊急度に分けて4つのカテゴリーに分類しました。今まで1番、2番、4番の話をさせていただいたんですが、今日は3番、重要性があって緊急性はないもの、この3番の話をさせていただきたいのですけれど、実は緊急性がないものを意識してやっていく、選択していくということは、その行動に関して自分自身で明確な重要性を意識しないとできない、主体的にやっていかないとできないことです。3番のことを多くしていくということが主体的に時間を管理していくということにつながっていくのかなと思います。
例えば船の操縦でいえば、小さい船であれば近場の波や目先のことを意識していいんですけど、器が大きくなってくればくるほど、航海が長い航海であればあるほど、船長さんは遠くのことを意識しないとちょっと船が危機的な状況に陥るということはあります。例えば岬の波とか岬のクジラとか、今しなければいけない仕事とか、そういうことに追われるということはもちろん重要なのですが、それと同時に、やはり数百メーター先に浅瀬があるとか、岩場があるとか、大きな船がいるとか、そういう情報もしっかり頭にインプットしながら船を操縦していかないと、近場のことだけであれば、大きな船であれば急に浅瀬が目の前に現れても、それを回避することはできません。やはり遠くを見ていくということが重要になってきます。
僕自身もやはりいろんな仕事に忙殺されて忙しいということが、去年の年末は多かったのですが、その中で僕自身が大切にしている時間というのは診察前の座禅というか意識統一というか、静かにするという時間を20分ぐらいはとりたいなというふうなことを思っていました。だけども忙しい日々が続く中で10分だったり5分だったりというふうな、やらなかった日はなかったんですが、そうなってくると、やはり20分したときに比べて気持ちの落ち着きが深い状況じゃなくて、浅い状況のまま診察に入ってしまうと。目先の仕事を行うのはいいのですが、だんだんだんだん気持ちが落ち着かなくなって、何か同じチームメートでもちょっとしたしぐさだとかがイライラしてしまって職員にあたってしまったり、自分自身の判断が近視眼的なものになってしまったりということがよくあって、結局はいろんなことが煮詰まってきてしまうという現象を、年末に僕自身は経験しましたので、今年の目標としてはやはりどんなに忙しくても最低15分から20分は、診察前には目を閉じて意識を集中していく、落ち着かせるという時間をとろうというふうなことを、それは忙しいとそういう時間は減ってくるのですけど、そこは重要性というのを意識してその時間を選択していきたいなと思います。
それが大きな船の船長さんが遠くを見て操縦する方法であり、そのカテゴリーの中の3番を意識していく生き方なのじゃないかなと思いました。特に主体的に生きていくという意味で、重要性はあるけれども緊急性はないような時間というのを大切にしていくことが自分の人生を豊かにしていく第一歩なのかなと感じています。明日はこれに対して、もう一つ昔話でたとえ話がありますので、それに関してお話をさせていただきたいなと思います。
今日は以上です。

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