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親が受けた教育は子供には通用しない

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こんにちは、相武台の脳神経外科の加藤貴弘です。
今日は平成28月1月19日(26日と思われます)の火曜日です。
今年に入って急に寒くなって雪が降ったり、路面が凍結して転びやすくなっているんですけど、予想としてはご高齢の方とか足の少し不自由な方が転ぶことが多くなるのかなと思って診察に臨んでいたんですけど、意外にもよく転びくるという方が小学生、中学生の子供さんが多かったという事実があります。そういった方というのは診察させていただくと、とても体が硬くて背骨の湾曲が減ってしまっていてバランスが悪くてという状況なんですけども、これは今の小学生、中学生の全般的な傾向なんじゃないかなということを僕自身は感じます。というのも、そのお父さん、お母さんの世代と、今の中学生と環境が劇的に変わっていますので、そのお父さん、お母さんが中学生の時にはおそらくクリニックの診察室に来ても、例えばこういったパソコンは診察室になかったと思いますし、あとは携帯、スマートフォンというのは小学生でも当然のように持っていたりしますけれど、お父さん、お母さんの世代ではそういったことはなかったはずです。
そういったことは凄く便利にはなったのですけども、とても体の緊張、自律神経の緊張、肩、腰、首の深いところの筋肉の緊張を引き起こしますので、じわじわじわじわある程度体に対しての影響はあるわけです。僕的に考えて、そういった電子機器に触れる人生最初の世代なので、一番痛い思いをしやすい。例えば、今の小学生のお孫さんとか、そのまた子供さんであれば、そういった電子機器の危険性は分かっているから、ある程度対策が少しずつ出きてくると思うのですけど、やはり最初の世代というのはちょっと損をしやすい。そこで生き残っていく方法というのは、やはりお父さん、お母さんがある程度教えていくということが必要なのかなと思います。
今、一世代で体の取り巻く環境だけではないですけど、いろんなことが劇的に変わっていますので。環境が変わっているということは、やはり環境が変わる前の教育ではサバイバルできない可能性が高いということです。なので環境が変わったということでまず気づいて、それに合った教育というか、そういうことをしなければいけないかなというのを診察していても痛感します。ただ、どんどんどんどんいろんな物事が変わっているので、それを教える人はなかなか難しいですから、現実的には凄く難しいのだと思うのですが、まずは環境が変わったという事実だけを意識するだけでだいぶ違ってきて、お父さんお母さんといいやと思ってたら、お父さんお母さんと同じ年齢になった時に、お父さんお母さんぐらいの健康状態になれないという事実が環境が変わっているいじょうあるわけなのです。まず変わっているということが分かって、それで生きていくということが少し分かれば、かなりいろんな変化が起きてくるのじゃないかなと思います。
動物の世界では適者生存ということがいわれますが、人間社会においても環境に適応できたものはおそらくサバイバルしてこの時代で上手くやっていける、と僕自身は思っていますし、環境に適応できなかった人はとても痛いおもいをします。例えば、日本が真夏である時に、どこでもドアを使ってオーストラリアへ行ったら真冬なんですけども、どこでもドアで、日本が半袖短パンで楽しくやっていた時に、どこでもドアでいきなりオーストラリアにいった時に、オーストラリアも夏だろうと思って半袖短パンで行ってワイワイやっていると、周りは冬ですから、周りの環境に気づかなければ風邪引くし、風邪引くだけじゃなくて、どこでもドアの行き先が雪山とかであれば命の危険があるということです。
環境変化に気づかなければそれだけで命の危険まであるということなので、特に今の小学生、中学生は、お父さんお母さんの時代とは全く変わっているんだという意識を持つだけでだいぶ違いが出てくると思いますので、その点を皆でシェアしていきたなと思います。
今日は以上です。

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