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脳機能の足かせとなっている思考のくせを知る。

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 もし、皆さんが普段から脳の思考の癖で、ご自身の能力が抑えられていて、その癖を知ることによって、楽にご自身の能力を発揮できるような状態になるとしたら、理想的な状態だなと思いませんか?
 
 相武台脳神経科の加藤貴弘です。今日は平成29年9月28日木曜日です。先日、一人の職員の人とのやり取りの中で、僕が頑張っているから仕事を頑張るというコメントをもらって。そのことから、色んなことを考えていくという話をしました。で、当院は、身体の声を聞き続ける。そうすれば、健康への道は開けると言うメッセージを伝えるということを、主な目的としているんですけれども。

 身体の声を聞き続けるということは、本来の身体の状態を探しに行って、その状態で生きていく。軸が、もっと簡単な言葉で言えば、本当の自分らしく生きていくという。ありのままの自分で生きるような術を付けて行く。ありのままの自分で生きるようにしていくということだと思うのですが。

 例えば、誰かが頑張っているから応援したいなと思うというのは、軸がその相手の人にあるので、本来の自分自身が出せないというか。そのお会いした相手に対して、一時的にであれば良いんですけれども、もう本当に長年勤めた仕事とかに関してであれば、依存してしまうことにもなってしまうので。その職場にいることが楽しくなくなったりすると、依存している人の上司のせいにしたり、職場のせいにしてしまうという場合もありますので。絶えず、どんな時も、軸を自分自身に。自分の責任でここに来る。自分が来たいと思うから、ここに来る。で、自分の人生の中で、この本位を踏み台にするということを、まずは、僕自身、職員からそういうことを習慣づけていきましょう、ということを言っています。

 もちろん、誰か尊敬する人がいて、軸をその人に持っていくということも日常生活の中であるんですけれども。なんで、極端にそういうことを強く言うかというと、思考の癖が依存してしまっているというか。軸を外の方向に向かっていくような思考の癖に、僕たちがなってしまっているので。逆に、そういった思考の癖を外していくということをしていくと、バランスを取れるんじゃないかなという風に僕は思います。

 それは、どういうことかというと、生まれてからやはり、まずお父さんお母さんに教わる事というのは、生きていくために、危険なところを察知してそれを逃れていく力。火の中に手を突っ込んだら火傷をするというのは、火傷をする前に、お父さんお母さんから基本的には教えてもらったり。本当に命に関わるような事に関しては、危ない、危ない、危ないと言って、これはしちゃダメ!あれはしちゃダメ!と言う、基本的には、言われ続けてきています。その為に、サバイバルができているという所があるんですけれども。なので、特に子どもと言うのは、お父さんお母さんが全ての世界ですし、自分自身が良いことをして、お父さんお母さんがご機嫌になれば嬉しいなと思う子ども心がありますから。

 基本的には、一番最初の上司である、お父さんやお母さんの顔色を伺いながら、喜んでもらえるような行動をしていく癖が、何年にも渡ってついてしまっているので。結局、家から出て社会に出たとしても、上司の顔色を見たり社会的に生きていく中で、そういったような軸が、権力を持った人に置いてしまうような癖があるので。そういった意味で、意識して自分自身を出していくというか、なんでこの職場に来ているのかというトレーニングをして、本来の自分自身を出せるような思考回路にするように、僕らから職員から、毎日、日々の生活の中でトレーニングさせて頂いてるということです。

 自転車の運転でいえば、例えば行きたい方向性を見て乗ると、バランスをとることができるんですけれど。行きたい方向性だけ見ていると、例えば、目標の所だけ見ていると、下のアスファルトの所に穴があったら転んでしまいますので。行きたい方向性を見ながら、目でいうと、中心視野に行きたい方向性をおいて、周辺視野のところに何か障害物がないかとか、変な動物が飛び込んでこないかとか。そういうことを、確認しながら自転車に乗るから、安全に乗れるわけであって。

 普段の生活の中で、意識しないと、周辺視野にだけ囚われてしまって、中心視野の存在を、行きたい方向性を忘れがちな思考回路に、僕たちは生まれつき、成長の段階で忘れがちな習慣になってしまっているというということ、まずは抑えて。そこで、自分の本来の行きたい方向性を見つけて、本来の自分を出していくということを習慣づけしていくと、毎日毎日が楽しいんじゃないかなと思いますし、身体に重荷のない状態になって、健康的な毎日を送れるんじゃないかなという風に、僕自身思っていますので、そのように僕たちはまず、トレーニングさせて頂きます。今日は、思考の習慣という風な考え方の習慣が、もともと毎月、何年もしている中で、身についてしまっているのではないですか?ということを、お話しさせて頂きました。今日は、以上です。

相武台脳神経外科
頭痛、めまい、耳鳴り、海老名、厚木、新百合ヶ丘

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