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「ステージが上がる」とは、今までの蓄積を崩すこと

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こんにちは、相武台の脳神経外科の加藤貴弘です。
今日は平成28年1月31日の日曜日です。
先日土曜日、30日なんですけど、スタッフの朝のミーティングでちょっと話をさせていただいたのですが、スタッフからのミーティングでいろいろ勉強させていただく中で、やはりいろんな情報の中で受け入れがたい部分があることを発見したことをメールでいただいたことがありました。僕自身、いろいろ勉強していく中でいろんな情報に関して受け入れがたいとか、難しいなということはいろいろあります。結局、今現状の自分自身が信じているもの、理解しているものを肉付けしていって、それを確固たるものにしていくということは、心の葛藤なくある程度できるのですが。今の状態からさらにいい状態に階段を昇るように段階を上げていく場合は、一時的にせよ自分自身が信じているというか思い込んでいるものをそばに置いて、心をある程度フラットな状態にして情報に接するということが一つできれば、絶えずいいのかなと思います。それが本当の意味での成長というふうに僕自身は定義しているんですけども、逆を言えば、成長するというときには心の葛藤が必ずあるんじゃないかなという話を昨日させていただきました。
心の葛藤がないときには、自分自身は、絶えず成長しなきゃいけないというのはないですけども、ずっと成長しなくてもいいわけでもなくて。心の葛藤がないというときには成長してないときなんだというふうい自分の状態を把握することができるのかなと思います。
歴史を振り返ってみても、江戸時代、あまり詳しくはないですけど、刀というのは武士にとってもしかしたら命より大切なものだったのかもしれないですけども、その刀を置いて明治維新の西洋的な服装に変わったというのは、そうとう葛藤があったために、そこの葛藤が結局は明治維新の時のいろんな幕府側と政府側の戦争につながっていったのかなと思います。日本の第二次世界大戦で相当な戦死者を出しましたけれども、そのとき日本人は何を信じていたかというと、僕自身は実際に自分の祖父に小学生の頃、何も考えずに無邪気に聞いたのですけども。お爺ちゃん天皇陛下は神様だと思っていたの、ということを何の気なしに聞いたことがあるのを今でも鮮明に覚えているのですが、その返答が、それは学校でそう教わったのだからそう信じた、というふうにおっしゃっていました。日本全体がそういうふうな、皆信じている状況であったし、学校でもそう教わっていたし、子供はそういう世界しか接していないわけですから、そうなってくると天皇陛下は神様だなということを皆さん信じていたのでけど。その信じていたものを置いて、天皇陛下は僕たちと同じ人間だったということを受け入れるためには、実は凄い心の葛藤が日本人の中であったんだと思います。
その当時は、みんな日本のために生きる、日本のために戦争で頑張る。ひいては戦争で死んでしまうということ、命をかけて戦うということが日本人の信じている部分であったとすると、それを置いて、本当の生き方というのは別のところにあるんじゃないかなということを認めるためには非常に心の葛藤があったと思うし、そのことを置くために日本人は、逆を言えば何百万人という戦死者を出さないとそこの段階を越えるということはできなかっただという歴史の見方も、僕自身はあるのかなと思います。もしかしたら第二次世界大戦がなければ、学校では天皇陛下は神様だというふうにずっと教わっていたと思うし、何かあれば国のために命をかけて戦うという国民にずっと、もしかしたらなっていたかもしれない。その信念というか、それが正しいのか悪いのか分からないですけども、その信念をひとつ置く、違うかもしれないということを国民全体が受け入れるために本当の多くの戦い、葛藤があったんだと思うし、現実的に戦争というかたちになって、多くの死者を出してしまったというかたちが見えてくるのかなと思います。
いろいろ変化、成長する段階というのは、自分自身がこうでなきゃいけないとか、こうであるというふうに信じているものを外して、新しいものを受け入れる体制を作るということになってくると思うのですけども、その段階に入るときには非常に心の葛藤があるわけで、心の葛藤があるというときは自分が成長しているという裏返しになるのかなというふうなことを絶えず考えます。
僕自身はそういった心の葛藤に対しての、ある部分勇気を持たないで漫然と自分の信じているものだけ言っていれば、結局は現実世界とズレが生じて、何らかの形で問題が起こってくる。日本全体でいえば、やはり戦争というかたちで問題が起こってきたわけであって、そういった大きな問題を起こさないために、絶えず自分自身の中で生きてるなどするとフレッシュな状態で成長していくために、自分自身がもしかしたら全て間違っていたのかもしれないということを、どんなときでも思える勇気を自分自身に持っておきたいなと。それが自分が絶えず成長できる秘訣であるし、若々しく輝いていけるコツなのじゃないかなと今僕自身は思いますので、そういった勇気を今後も忘れないように日々実践していきたいなと思います。
今日は以上です。

相武台脳神経外科
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