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「変わらない」ことが甚大にリスクの時代

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こんにちは、相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は平成28年2月18日の木曜日です。
よくこの動画などで、成長する意味とか変わる意味というのをお話させていただいてます。
成長して価値観が変わるというのは、すごい自分自身の中で勇気がいることで、今までの自分に対して、もしかしたら今まで考えてたことは間違えてたかもしれないという考えを、ある程度受け入れるということができたときに、次の価値観を受け入れることができるわけで。
そうなったときに、今までの自分の価値観で付き合っていた友人とか家族とかっていうのは、そういった新しい自分自身の考え方になったときに、非情な抵抗を示すことがあります。
そのときに、バランスはありますけども、ある部分元に戻らないということが必要で、最初はいろんな段階で自分が変わっていくということが厳しいということがわかります。
ひとつは、最初の自分自身の心のブロック。今までの自分は間違ってたかもしれないということを受け入れること。
ふたつめは、自分の付き合ってた周囲の方からの、いろんな抵抗を受け入れる。
それで離れて行く方もいれば、必ずそういった新しい価値観によって出会える方もいるわけで、そのふたつの抵抗を超えて初めて、自分がある程度変わっていけるということになってくると思います。
なんで、僕自身が変わらなきゃいけないかと言ってるかというと、言葉として端的に言えるのは、今の時代は変わらないことがリスクの時代ということです。
豪華客船に乗っていて、例えば豪華客船が座礁しまって、そこから出火して火事になった、と。豪華客船の中に乗っていれば、暖房も効いていて心地いいから、このままずっといたいなと思ってて、そのまま客席の中にいれば火事になって燃えて沈没してしまって、自分の命が危険な状態になってしまいます。
だけども、ちゃんとそのリスクを察知して、寒いけども救命胴衣を着て救命ボートに乗って逃げるという勇気をもつことができれば、誰かが助けてくれるかもしれないし、命が助かる可能性が高くなるわけです。
今の時代というのは、そのように安全だった豪華客船が全然違う状況になってるというイメージがいいのかなと思います。
江戸時代も、刀をもっていてちょんまげするという常識だったんですけれども、武士の命に匹敵するほど重要な刀を置いて西洋のスーツを着る、ちょんまげを切って髪型を変えるということは、非常な抵抗があったんだと思うんですけれども、仮にもしそういった江戸時代の文化のままであれば、変わらないことを選択した場合、もしかしたら西洋列強に植民地化されてたという可能性もあるかもしれない。やはりそこで、新しい変わるという選択をしたことによって成長し、その時代でやっていけた。
「変わらなくてもいいじゃん、今楽しいんだから」という方もいるかもしれないですけれども、僕自身が医療現場で働かせていただいて、体を取り巻く環境というのはとても変わってるので、非常に危機感をもっています。
今の健康状態の40代、50代のまま、歳をとっていけば20年後に現在の70代、80代の方と同じぐらい元気かっていうと、多分その方よりも相当今のままでいけば、体の状態は悪いんじゃないかなと僕自身は予想してます。
しかも、今医療が中途半端に発達しちゃってますから、ちょっと病気があっても死にませんので、体の状態が悪い中で生きていかなきゃいけないとなると、非常にきつい状況になりますし、それだけじゃなくて医療費も膨大にあがってくるし、それを介護する人も疲弊感で疲れきってしまって、またその人も病気になってしまうというような悪循環に、医療現場ではどんどん突入していってしまっているということが目の当たりにできますので、本当にこのまま突っ込むしかないのかという感じなんですけれども。
なので、ある程度30代、40代、できれば20代、10代のうちに、そういった体との向き合い方というのをしっかり認識されて、病気にならない体づくりをしていくという考え方を、ひとつ前の世代、お父さんお母さんの時代にはもたなくてよかった、そういった危機感というか考え方を身につけることによって、この時代でうまくやっていけるし、サバイバルできるんじゃないかなということで絶えずお話させていただいてます。
今日はひとつの言葉、変わらないことがリスクとなる時代だと僕自身は今思ってますので、その言葉をお伝えさせていただきました。今日は以上です。

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