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与えられている物の価値を自覚できると楽しい

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こんにちは、相武台脳神経外科の加藤貴弘です。
今日は平成28年4月27日の水曜日です。
40歳近くなって、若い方にいろいろお話したり、関わったりすること、後輩の人に関わったりするとということが多くなったのですけども、ちょうど人間の人生の半分ですから先輩の方もいれば後輩の方もいて、後輩の方を見ていく中で、若い方というのはある程度その人間の流れの中で生きてますので、自分の経験というのも踏まえながら見させていただいているのですけれども、そういうことを見ると僕自身も含めて、その年齢が若い時とというのは良くも悪くも勘違いしている部分があったなというのはあります。
若い時というのはまあ若々しくて生命エネルギーがあって、女性でいえば凄いきれいだと言われるし、何もしなくても元気だし、あと能力もあったりとかして。そういったご自身の能力とか環境とか元気さの象徴、若々しさの象徴というのは、自分の実力だと思ってしまう若者と、ある程度なかなか難しいですけれども、それが全て自分自身ではない、もっと言えばお父さんお母さんや環境が与えてくれたものだなというのを無意識にも分かることができる方と、その後の人生の違いというか能力の上げかたというのはまるっきり変わってくるのかなという気は、僕自身の経験も踏まえて分かります。
で結局、その若い時に大成して、それが自分自身だと勘違いしてしまうと、どっかでやはりしっぺ返しがきて実力を実感する時がくるので、その中でどれだけ謙虚になって自分自身をまた築き上げていけるのかということだと思います。やはりその若い時の実力とか、いい状態というのは、ほとんどが親御さんとか他の世話してくれている人から与えられたもので、自分の実力はほとんどまだなくて、それを磨いていくのは自分自身だということを感じるということが大事だというのを先に歩いていると分かるのですが、良く考えてみると、いつまで年齢が経ってもその考えかたは通用するのかなと思います。
今現時点での自分自身のいい状態というのは、僕の実力ではなくて、やはり今まで与えてくれた方からの贈り物であって、それを磨いて社会に還元していくかどうかというのは、それで向上できていくかどうかというのは自分自身の努力しだいで。結局その働いたものの価値というのを自分の実力だと勘違いしてしまうと、どっかからしっぺ返しがきて必ず痛い思いをするのかなというのは最近感じました。
若い時はなかなか気づきにくかったですけども、この年齢になっていろいろ若い人を見させていただいて、そういうことを気づいて。それが自分自身にも当てはまるのだなということを最近分かって、僕も自分のできることをしっかりやっていこうかなと思っております。
今日は以上です。

相武台脳神経外科
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