こんにちは、相武台脳神経外科の加藤貴弘です。
今日は平成28年10月8日の土曜日です。
当院ではがん患者さんに高濃度ビタミンCの点滴というのをちょっとさせていただいていますけども、高濃度ビタミンCはがんに効くのかどうかということを疑問に思ってらっしゃる方、いると思います。もちろん高濃度ビタミンC点滴というのが試験管の中でがん細胞を減らしていくということは確認されているようなんですが、それが体の中でそれぞれの組織の中でどう作用するかというのは、まあ一つ一つ経験していくしかないですし、それぞれのがんの中で効果が少しずつ出てきてるという報告も出てはいるんですが。
もちろん僕の感触では、がんそのものに対する抗がん作用というのはもちろんあると思います。それ以上に高濃度ビタミンC点滴ががんに効果があるなというのを感じることが僕自身はあって、それは何故かというと、ビタミンCすることで当院に来られているがん患者さん、意外にステージ4とか末期のがん患者さんというのも外来で遠くから当院に来られたりはするんですが、そういった方たちの、手前味噌じゃないですけど、満足度がすごい高いということです。本当に治療が追いつかなくて、亡くなってしまった方もいるんですけども、亡くなる寸前までよろよろになりながら当院に通ってきていただけるという現実もあるんですけども、それはどういうことなのかなというのをまたちょっと明日話させていただきたいと思います。
今日は以上です。
相武台脳神経外科
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