こんにちは、相武台脳神経外科の加藤貴弘です。
今日は平成28年10月17日の月曜日です。
当院は脳神経外科でありますし、扱わしていただいている病気が認知症という病気もその中にはあります。で、患者さんの中に認知症になるとすごく一つのことにこだわってしまったり、すぐ忘れてしまうので、すごい不安に思っちゃたりするのですけども。特に周りが大変な感じになってしまうのは、お金に執着のある方というのはすごく周りにとって大変な状況になったりとかします。というのも、すぐ忘れてしまうので、何かお金が自分が置いたところを忘れてしまうと、誰かに盗られたんじゃないかなというふうに疑心暗鬼になって、疑心暗鬼になってくるとその気持ちがどんどん増幅して悪循環になっていってしまうということがあって。
絶えずお金を探していたりとか、お金のことばかり執着しているのですけれども、本当その現実的には80、90になってそこまで大きなお金が必要とする年齢ではなくなってきますので、そんなにお金にこだわる必要もない、みんなが助けてくれるという、何もお金がなくてもある程度みんなが、自分自身の家族や介護保険サービスだとか社会が手助けしてくれるかバックアップしてくれる世代ではあるので、そこまでお金にこだわる必要がない状況である方が多いです。
だけどもお金にこだわってしまうのは、それまでの思いというか生き方が、自分が持つものを、所有するものというか目に見える財産というのを持っていくということを人生の目標にしてきたので、そのことから抜け切れないのじゃないのかなと思いました。
で、それに対して文学を勉強していた、数カ月に一回一緒に文学の勉強をさせていただいてる若松英輔さんというところの教室で教わった言葉がありますので、また明日くれば話させていただければと思います。
今日は以上です。
相武台脳神経外科
頭痛 めまい 耳鳴り 厚木 海老名 町田 新宿