こんにちは、相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は平成29年3月25日の土曜日です。
季節の変わり目になって、多くの症状で悩んでらっしゃる方が診察に来院されます。
眠れないとか耳鳴りがするとか頭が痛いとか熱が出る。ご自身のお身体の中でいろんな問題点を抱えているんだと思いますけれども、その問題点というのが、あっちも治したいな、こっちも治したいなといっぱいあって、すごい絶望的になってうんざりするというようなイメージで捉えられるかもしれないんですけど、たくさん問題点がボツボツ湧き上がってるときに、ひとつ現実の事実として知っておくと、心が落ち着くというか戦略が立てやすいのは、問題点というのは平面的に全部並んでるわけではないということです。
ひとつの問題と、もうひとつの問題というのは、同じ土俵にあるわけじゃなくて、例えば頭痛という問題があって、それは本当の意味での頭痛を治していくことで、他の問題点も消えていく可能性がある。
どういうことかというと、問題点には階層がある、段階があるということです。川でイメージすると、川の上流があって流れてきて下流になるにつれて、いろいろ支流がいっぱいできてくるんですけれども、その支流それぞれの川の水が汚れてて、生活用水に全然使えないなって役人の人がすごい悩んでいた場合、問題点は川の支流のそれぞれに問題点があるわけじゃなくて、もしその川の水が汚いのであれば、全部が汚いのであれば、やはり本当の問題点は上流にあるはずなので、本当の黒幕はどこかということを考えていくということがひとつ重要だし、多くの問題点がいろいろ湧き上がったときに、それぞれ問題点というのは階層があるので、どれがより根本的に近い問題なのかっていう厚みをもって問題点に接していくと、医者が言ってる話というのもわかりやすいし、自分自身の体に対しての理解にも繋がっていくんじゃないかなと思いましたので、今日それをシェアさせていただきました。
体のいろんな症状がでてるときに、それぞれは全部同じ土俵にあるわけじゃなくて、いろんな階層がありますよという話をさせていただきました。今日は以上です。
相武台脳神経外科
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