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ソウルフードの科学的裏付けと意味

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こんにちは、相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は平成29年6月19日の月曜日です。
ときどき海外旅行などすると、海外にどこ行っても、携帯電話を持ってたり、あるいはファーストフードがあったり、いろんな文化の面でもグローバル化というのが昔より格段に進んでいると思います。
日本でいうと、いろんな国の食材が食べられて、タイ料理とかベトナム料理とか、あるいはスペイン料理やフランス料理、いろんな国の食材が食べられて、すごく幸せだなというふうに感じるんですけれども、楽しむ分には僕自身はすごく楽しいなというふうに思いますけど、食事というのは以前からお話させていただいてるように、自分のエネルギーを作っていく部分なので、1日2日そういう食事をしても、自分の根幹となる、幹となる食生活というのは、軸としてもっておくということは必要だと思うんですが、それを科学的な側面から必要じゃないかというデータが出てるのがひとつありまして、2016年3月のDNAリサーチオンライン版というところの研究で、各国のいろんな人種の腸内細菌叢を調べてみると、炭水化物に関して言えば、日本人の腸内細菌叢の炭水化物の代謝する能力というのは、他の欧米の民族よりも格段に高かったというデータが出ています。
なので、そのデータから示されてわかるのは、日本人にとって炭水化物というのは軸となるもので、そこから栄養素を取り入れて自分のエネルギーを取っていくというのは、何千年と培われてきた部分での腸内細菌があって体質になっているということなので、欧米の食事となって戦後大分一世代、二世代、三世代経ってますけども、そこで腸内細菌が大分変わりつつあるにはあるんですが、やはり元となる方向性としては、炭水化物がすごく栄養分として吸収しやすいということが、そのデータからもわかりますので、ソウルフードというか自分たちの体にとって何が本当に元気にさせてくれるだろうかというのを、目先のことに捉われずにしっかり軸をもった食生活をしていくということが、いろんな生命活動をしていく上で必要なんじゃないかなというふうに僕自身は感じました。
すごい世界統一というかグローバル化の方向性というのはありますけれども、その中でアイデンティティというか、自分たちは何者なのかということを明確に持っていくということと、自分たちの体質というのは他の地域に住む人種の方の体質とは大きく異なるところがあって、その体質をうまく知って生命エネルギーを発揮させていくということが、必要なんじゃないかなというふうに、そのデータからも感じましたので今日シェアさせていただきました。今日は以上です。

相武台脳神経外科
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