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絶望の経験こそ確かな出発点

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こんにちは、相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は平成28年4月16日の土曜日です。
熊本県の方で地震が続いてますけれども、こういったときに被災された方々は、もちろん非常に大変でキツい状況だとは思うんですが、九州以外の僕たちのような被災してない人間にとって、何を考えていったらいいのかなということ、何を助けていけばいいのかな、手伝っていけばいいのかなということなんですけれども。
ひとつ僕自身が大きく思うのは、そういった大きなことがあるということ、一つ前の東北の震災というのは、約5年程前に起こったわけですけれども、いろんな方が犠牲になってますけれども、そういったときにともすると、安全と言われるような日本の中で忘れてしまいがちなこと、それは人間生きていく上で、自分が圧倒的に力が及ばない相手と関係をもちながら、生きていかなきゃいけないという事実を思い出すことが重要かなと思います。
これは今まで人類が生きてきて、切っても切り離せない事実だと思いますし、この事実を忘れようとしたり乗り越えようとするほど、今まで悲劇が起こってきてるわけで、まずはそこを受け入れていくということが、今後僕たち人間がうまくやっていくために、すごく重要かなと。
そのときの第一歩目としては、こういったショックなことがあったときに、気持ちとして絶望するということを感じるということ。絶望というのは、自分ではどうしようもない、どうすることもできないということを実感するということなんですけれども、そういった絶望するときに、すごく弱い自分自身がいて、そういった自分自身の存在を受け入れていくということが、自分がとても及ばないようなものとの関係性をもっていく上で、どういうふうな関係性をもっていけば、今後生きていけるのかなということを考える、良いきっかけになるのかなと。
化学がどんなに発達しても、今回の熊本自身というのは、地震科学者がどんなに研究しても予想できなかったわけで、だけども自然現象の中では地震の前の兆候として、いくつかいろんな兆候があげられてるわけで。
感覚のいい動物などは、地震が起こる前に何か対応してますし、昔からナマズなどは地震があると反応するとも言われてます。でも、化学はそれをまるっきり予想できなかったということを考えると、やはり今のところ人間がやろうとしていることの限界があるわけで、それで自然を乗り越えたとか自然から安全になったというのは、思い込みであってほとんど勘違いであるということを、絶えず受け入れていかなければいけない。
その化学を追求すればするほど、自然を乗り越えられるという事実は、もうないんだということをまずは受け入れて、その中でどうやって人間と自然とうまくやっていくかということを、今後考えていかなきゃいけない。
いずれにしても、自分よりも圧倒的に力が及ばない相手と付き合っていくためにはどうしたらいいのか、ということを冷静に考えていく。前に潰れない壁があるのに毎回ドンドン叩いて「通れないや」って悩んでても仕方ないので、そこに通れない壁があるのであれば、どういうふうに自分自身がやったらいいのか、というのを事実を受け入れて考えていくということが、これから僕たちに必要なことなんじゃないかなと。
同じような過ちを何度も何度も繰り返していくと、必ず大きなしっぺ返しがくると思いますので、こういった機会にまずは絶望するということ、それを感じている自分自身を受け入れ、その弱い自分自身を受け入れていくことで、いろんな関係性を考えていく第一歩になるのかなと思いました。今日は以上です。

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