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補聴器の勧め

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こんにちは、相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は平成29年8月31日の木曜日です。
今日、8月最後の日ですけど、過去を振り返ってみて8月31日って、学校の始業式前だったりとか色々な思い出がありますけど、皆さんいかがだったでしょうか。 気候がいろいろ暑かったり、涼しかったり、じめじめしたり、いろんな環境でありつつも、それぞれいろんな気候を楽しまれている、という方が多いので、僕自身すごく勉強させて頂いています。
で、今日の話は診察室でご高齢の方を診察させて頂くという事がよくあるんですが、年齢が経ってくるといろんなところの機能が落ちてくる事があります。特に聴力という部分があります。聴力というのは知らず知らずのうちに落ちてきてるところがあって、実際問題聴力がほとんど聞こえなくても、生活にある支障をきたさない事が多いです。で、そういうことになってくると、どうなってくるかというと、聴力から入ってくる情報を処理しなくなるので、聴力というのは周りとの言葉のコミュニケーションの元になってる部分がありまして、言葉で周りとコミュニケーションとらなくなる、それで周りと会話しなくなる。ひいては社会とのつながりがなくなってくるという事になってくると、そこの脳の機能が落ちてくると認知機能低下というところに繋がってきている、という現状が結構あるので、意外と聴力が落ちてきた時に、補聴器をつけるというのは心の中で壁があったりとか抵抗がありますので、耳が聞こえなくなって生活に支障がないからいいかな、と思われるかもしれないですけども、ある程度長期的に考えていかれるであれば補聴器もつけてあげた方が、脳の機能の低下予防はあるのではないかなというのを診察させて頂いて感じましたので、今日お話しさせていただきました。
それに対して目が悪くなってきた、全盲の方が脳機能低下する、というわけじゃないのですが、なんでその全盲の方は認識機能の低下が起こりにくいのかな、というのを僕なりに考えてみましたので、また明日お話しさせていただきたいなと思います。今日は以上です。

相武台脳神経外科
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