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第4の癌治療法 ハイパーサーミア 林賢先生 第3回 「加藤院長ががん患者なら本音のところ何を選択するか?」

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《林》 5年前に、クリニックを開業しておりますけれども、それまでは、がん専門の拠点病院でですね。外科として、内視鏡外科、肝胆膵外科としてですね。それなりの実績を積んで。評議員とか、そういった役回りもこなしながら、診療をしてきたものですけれども。癌の方がですね、なかなか全てのかかった方が癌が治るわけではありませんので、そういう癌難民になるような方々が出てしまってる現状を鑑みて、その新しいクリニックを開く際には、そういう人たちのですね。為になるような、そういうクリニックを作りたいと思いまして、その中で、ご紹介いただいた、サーモトロン温熱治療と出会ったわけなんですね。

 当院のところには、サーモトロン RF 8という機械ですけれども、これが2台稼働していまして。1日で、15枠くらいあるんですけれども、10枠から12枠くらい使用させて頂いている現状です。結構、遠方からも来られてまして、県外だと新潟県ですとか、富山県、群馬県からもいらっしゃっている側面はあります。

 一応、今、電磁波温熱療法としてのですね。保険の適用となっている疾患自体が、固形がんという形になっておりますので、その標準的な治療としてのですね。外科手術、放射線療法、化学療法。これに、以下に絡んでいくかという事が、一応、課題だという風に考えておりまして。

 第4の立場としての、温熱療法。それは、緩和ケアに行く前としての、問題のない QOL を保ったままで、出来るだけ通常のワーキングのライフを増やすような形で、ご案内したいという風に思っているわけなんですね。先生がやっていらっしゃる、ビタミン療法や、例えば、樹状細胞の治療。それらも含めて、当院でもワクチン治療をやっている方々もいらっしゃいますので。そういったものを含めて、その一応、標準治療プラスの部分ではあると思いますので。今の所は、5系癌というものに対して、保険が適用されていると言う内容ですので。一応、ターゲットとしては、そういうものを当院では行なってはおります。

《加》 皆さん、こういうのを選択されるというのは、主治医の先生から、ハイパーサーミアがありますよとか言って来られるのか。それとも、ご自身で調べれられてこられるのかなというと。

《林》 大体ですね、2種類なんですけれども。ご本人様、あるいは息子さんだとか、お身内の方がホームページなどを見て、オファーされてくる方が約半分。それから、基幹病院での大きな手術や、その後の、再発などに対しての化学療法を行っていく中において、別治療がないかという事や、ちょっと化学療法が辛すぎて継続できないので。何とか、他にないかという様な事を打診した際に、ドクターからご紹介を頂く場合と。2種類あるでしょうかね。

《加》 じゃあ、最初の段階から、主治医の先生が積極的に併用をして行きましょうというのは、なかなかまだ無いパターンですね。

《林》 ですから、エビデンスを見せて行かないと、今はどうしても化学療法を主体にエビデンスの世界ですので。そういう意味においては、なかなか選択の幅というのがですね。大きくなってこないのが現状ではあります。ただ、実際には治らずに標準治療が終わった段階で、あなた効かないから、緩和ケアですねと紹介されている、1群というのがございまして。やはりその、はいパ^サーミアなどで、もう少し状態の良い形でですね。得られる症例なども、かなりあるのではないかと。実際には、そういう所に適用が広がれば良いなと考えております。

《加》 医療現場でエビデンスをおくと言うのは、例えば、なんてエビデンスをそこで、エビデンスをするのかいうと。そのやる行為自体がリスクがあるから、そのリスクを負ってでもやる必要があるのかというところに置いて、その効果の証明が、データ的な証明が必要というところはあると思うのですが。

 例えば、癌っていうのはある程度、命の危険にさらされた状態であると同時にですね。患者本人からすると、それは、もちろん良い治療は選択していきたい。で、リスクがある中で、効果があるやつは選択して行きたい。だけども、その併用してリスクが無いけど、効果がある可能性があるやつは、どんどん命に危険性が迫られるので。僕だったら、最初から併用していきたいなというのはあるのですが。

《林》 大きな病院などは、例えば、化学療法なら化学療法だけの成績というのを得たがっている側面があり。患者さんの為であれば、私は積極的に併用をした方が良いに決まっていると思っています。

《加》 個人的な話になると、自分が癌患者だったらどうなるかというのは、もちろん生きるか死ぬかなので。それは、データの為に医療をやっている訳では無いですから。そうなると、エビデンスが必要ない現場という医療現場がある訳なので。そういった意味では、このハイパーサーミアというのは、データの為に作っている訳では無いので。良いやつは、取り入れても良いのかなというのはありますけれども。それは別に、それぞれの癌になった方々の考え方なので良いのですが。そういった意味では、僕自身は、そういった現場でそういう、とりあえず患者さん目線のそういった治療法の提案みたいなのもあっても良いのかなというのはありますが。

《林》 一般的に、ですから手術にしても、化学療法にしても、放射線治療にしても、一定の先生がおっしゃるように、そのリスクを抱えた上で、メリットを期待している所があるわけなんですね。そのものに比べますと、ハイパーサーミアの方が、リスクが比較的少ない。ですので、わずかな熱傷や軽度の皮膚の症状などはありますけれども、ほとんど副作用はありませんので。そういう意味において、体調や免疫学的な側面で、有利な点が得られる本邦は、もう少し認められて、もう少しベースに絡んでいただいても良い治療ではないかという風に、私自身は、この5年間でと考え方を変えてきておりますけれども。

 ハイパーサーミアのですね。原理としては、その42.5℃以上に加温をした場合は、癌細胞が死滅するという所にありまして。一応、皮膚ですとか筋肉ですとか、そういった所は、その影響を受けても体性として生き残る。ただ、癌の細胞は温度に対しては弱いので、正常細胞に比べると、その死滅していくという内容の中で、その8メガヘルツというのが一番深くまでビームが入るという事で、ハ rfa と8メガヘルツを使ったハイパーサーミアが、実際には臨床に使うようになったという事の様なんですね。

 ですから、先生の所に入るのは、新型のモデルですので。さらにその辺の所は、時折確実になっているかという風には思いますけれども。その更に小型になっているのかな?小型になっているので、上手く使い勝手は良くなっているかという風に思いますので。お試し頂きながら、色々な患者様のニーズに合わせて、使っていただければよろしいのかなという風に一応、思っております。

 熱さを軽減する為にですね、ガーゼで保護をしたりゼリーを塗ったり。水パットをつけたり、色々なマッサージをしたりして。その患者さんのですね、痛みとか熱さの軽減をしながら出来るだけ、当院では40分ですけれども。40分の間に出来るだけ、高出力をして頂くよううな形に持って行っているというのが現状ですね。

《加》 マッサージというのは、患部のですか?

《林》 グリッピングと言いますけれども、患部では無くて、手や足をさする事によって電磁波に伴うですね。ピリピリした感じですとか。そういったものを、逃がすと言いますか。そういうような形で、グリッピングというのを行っておりますけれども。

《加》 それは、他の施設でもされている事なんですか?

《林》 当院は、どちらかと言えば頑張っているとは思います。一応、そういう事をしたほうが、患者様も高出力が上がっているという事に鑑みて、その付きっ切りでのグリッピングというのはを、基本的に当院ではしております。

《加》 全員にですか?

《林》 そうですね。

《加》 凄いですね。ほとんどが併用しているという感じですか?

《林》 そういう意味では、そうですね。完全に筋肉のマッサージというよりは、電磁波の電流を逃がす為の操作と言う風に考えて頂いた方が良いかと思います。

 初期の頃から、当院ではですね。ソノ緩和的な意味合いを、半分、基本的には腫瘍が縮小あるいは、あまり大きくならないでとどまっているという所の腫瘍学的なメリットを持って、当院では、このハイパーサーミアをご案内しているつもりではあります。

相武台脳神経外科
頭痛、めまい、耳鳴り、海老名、厚木、新百合ヶ丘

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