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すごい人ほどご機嫌に価値をおく。スポーツドクター辻秀一先生第4回

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《 加 》    こんにちは。相武台脳神経科外科の加藤貴弘です。当院では、体との向き合い方。在り方というのを、ずっとお話をさせて頂いていますが。スポーツを通して、心の在り方を発信されている、スポーツドクターの辻秀一先生をお招きしてお伝えします。どうぞ、宜しくお願い致します。

《 辻 》    日本をご機嫌にする事を、スポーツ心理学を使って何かが出来れば良いなというのが、僕の想いですかね。

《 加 》    何か囚われが無い状態になってくると揺らいで、心が解放されて流れが出来てくるのですよね。それが、何かフローなイメージで良いのかなと。ご機嫌な感じて。前に、葛西さんと、バリ島の何か日本人の資産家の方がいて、バリ島のあにきって丸尾孝俊さんって方にインタビューさせて頂いたのですが。その人が良く言う言葉が、爽やかだったのですね。で、爽やかというのも、凄くフローな状態で。同じ事言っているなというのが凄くあって。

《 辻 》    爽やか良いね。そうだね。

《 加 》    爽やかというのも、凄くフローな状態の事で、同じことを言っているなというのが凄くあって。

《 辻 》    爽やか良いね。

《 加 》    凄く、フローと爽やかというのが頭の中でリンクしてあって。究極の人は同じ様な事を考えていくのかなというのが。

《 辻 》    そうね。見えないものを見ようとして、何らかしらの言葉で表現しているからね。だから、爽やかという風に表現するのもあるし。長友選手はね、余裕というような表現をしているなと思うのですよね。余裕がない時って何かに囚われているし、何かに揺らいでいるので余裕が無い感じで。余裕もありだし。まぁ、何でも良いのではないかなと。イメージが湧けば。

《 加 》    やはり、そこに持っていくというのは、植物って普通に何もしないとこうフローというか。

《 辻 》    そうだよな。何にも考えてないよね。

《 加 》    植物は何も考えないで楽しい感じ。普通に生きていて、動物もそうだと思うのですけれど。人間って、そこに持っていくのが思考だと思うのですよね。

《 辻 》    そうだよね。

《 加 》    心の状態をそっちに持っていく、思考というのがあって。やはりその何というのですか。意識するって凄く大きな事だと思うのですよね。セミって夏しかいないのですけれど、夏しかいない虫って結局、夏の事を知らないというか。その冬を知らないと夏をわからない。

《 辻 》    分からないね。

《 加 》    僕ら人間はやはりその、フローでは無い状態というのは、凄く色々な経験をしてきて。それを、思考というのでまたフローに戻したいというのでモチベーションが上がって、そっちに行けるというのは、凄く良い諸事になるのかなと思います。生物的には。

《 辻 》    そうね、その通り。だから、僕の理論は不機嫌がいけないとは言っていないのですよ。人間は不機嫌になる仕組みがもう脳に搭載されているし、不機嫌な生き物なのですよ。でも、不機嫌にもなるけれど、ご機嫌も自分で作れるという事を分かって。

 不機嫌をダメだとして、余計に不機嫌になるのではなくて。やはり、不機嫌を知ることで不機嫌に気付いて、自分の機嫌を取れる生き方をしていく事が、やはりかっこ良いかなというか。という風に思うので、別に不機嫌撲滅大使では無くて、僕は。不機嫌に皆なるよねと。僕もちょっとした事で、すぐに不機嫌になりますから。でも、その不機嫌よりも機嫌が良い事に価値が高いので、早く切り替えて。

 僕が最近、良く言っているのが、財布の中にあったパン屋のポイントカードを無くしたの気付いたらどうしますか先生?

《 加 》    気持ちが落ち込みますね。

《 辻 》    あぁって思いますよね。パン屋のポイントカード無くしてしまったなと思って、溜めているのに。その間にどうします?無くしたら。

《 加 》    無くしたら、パン屋さんにデータが無いか聞きに行ったりとかしますかね。

《 辻 》    そうですよね。でもまぁ、しょうがないので。また今度行った時に、そうやって聞いて再発行してくれますか?って言いますよね。すぐにパン屋には行かないですよね。

《 加 》    ちょっと探したりとかはしますね。

《 辻 》    財布の中のキャッシュカードを無くしたのに気付いたら、今度、銀行行った時に再発行しようって思いますか?

《 加 》    キャッシュカードは、すぐに止めようとしますね。

《 辻 》    そうですよね。すぐに行動するのですよ。で、何が違うのかというと、パン屋のポイントカードと、キャッシュカードは価値が違うのですよ。で、僕はご機嫌も同じで、ご機嫌はあなたにとってのパン屋のポイントカードなのか、キャッシュカードなのかと。

 失くす事はあったとしても、価値が無いと。まぁいいや、今度、機嫌が悪くなっても、まぁいつか機嫌が良くなればいいやと言って、機嫌の悪い時間が長いのですよ。でも、機嫌が良い事に価値をちゃんと見出している人は、機嫌が悪くなるのだけれど、自分の人生においての価値だから、また取り戻す。

 すなわち、誰かに作って貰うのでは無くて、自分でまた自分のご機嫌を作ろうとするっという事が、脳の回路を作っていく事で、スポーツはまさにそれが出来ないと、負けるのですよ。でも、昔は原始時代は死んでいたのですよ。だけど、今は皆機嫌が悪くても、何か良い事ないかなと文句を言いながら愚痴を言って。で、ぶ~たれていても、死ぬことはないので。やはり気付きにくくて、その機嫌が良い事の価値を、何かこう手放してしまっている気がするのですよね。

《 加 》    きっとそうですよね。価値が分かるかどうかですよね。

《 辻 》    そうです。だから子どもの頃、皆機嫌が良いのだけれど、やはり大人になっていくうちに、世の中は不機嫌な世の中なのだって何かなってしまっているから。やはり大人が、世の中を生きていくというのは、機嫌良く生きていく事なんだよという事を、色々と嫌なことはあるし。自分の思っている通りに行かない事も、しこたま起こるのですけれど。でも、機嫌良く生きていくという事が生きる事なんだよと。親も先生も子どもに何か、あまり伝えきれていない様な気がするのですよね。

《 加 》    日本人にその価値基準は無いですよね。

《 辻 》    無いですね。

《 加 》    特に医者の世界は。

《 辻 》    医者はね。なぜ先生は皆、機嫌が悪いのですか。機嫌が悪いという事がかっこ良いと思っているのかな。

《 加 》    僕の経験だけで言えば、やはり機嫌を良くすると、ある程度防御の意味もあるのですね。

《 辻 》    パッチ・アダムスはね、言っているけれど。医者はなぜ患者と友達になってはいけないのかなというのがあるのですよね。仲良くしても良いのではないかなと、僕なんかは思うのだけれど。防御をはっているから余計に訴えられるから、余計に訴えられない為に、その保険に入って防御をする。ますます、防御するから、人は訴えるというか。本当に仲良しだったらね、そうそうなんか、ミスってもね。人は訴えないと思うのですよね。

《 加 》    ただ僕は、医者ってこう、全部で見れないじゃないですか。脳外科だったら本当に脳だけだったり。その人の全体を、カバー出来るわけでは無いので、なかなか凄くこう、人間的にこう仲良くなるというか、全部をカバー出来るような関係性というのは作りにくかったなというイメージがしますね。

《 辻 》    なるほど。でも、俺は脳外科の事しか知らないんだけど仲良くしてって言えば良いじゃない。ここは俺は知らないんだけれどって、仲が良いからこそ言えるというか、僕なんかはそう思うけれどね。だから、基本的に僕は患者さんも区別してなくて。

 だけどまぁ、基本的に僕の所には患者さんは来ていなくて、いわゆる、保保険証とか病名のついている人は、基本的には僕の所には来ないのだけれど。だけれど、皆一緒でね。じゃ、僕は何でもその人を解決できるのかというと、そうでは無いけれど、僕の持っている物で、最大限に何か役に立ちたいから、友達だよというスタンスは、僕は老若男女、色々な人が僕の所に来ますけれど。皆、なんか友達のような感じなのですよね。

《 加 》    素晴らしいですね。皆、友達のような感じなのですね。

《 辻 》    だから知らない、もっと知っている所に行ってよと。もっと知っている先生の所に行ってね、紹介しても良いしとか。全然知らないのだけれど、ごめんねというのも。なんか、友達だからこそごめんねと、言えるというか。というのが、なんか僕のスタンスなのですよね。全然喋ったことがない。超変わっていますよね。

《 加 》    そうですよね。ただ、そこに価値基準が、皆で文化として回ってくると思うのですね。

《 辻 》    そうですね。機嫌が良い人が世の中に、増えてほしいし。やはり機嫌が良い方が、パフォーマンスも上げるし。それだけでは無くて、同じく生きていて質が良くなるし、やはり病は気からで病気で。気というのも人間だから、機嫌が悪いより機嫌が良い方が、絶対に病気になりにくいと思うのですよね。

 今、人間が克服できない四つの大きな疾病というのが僕は、感染症と癌と動脈硬化とボケかなと思っていて。やはり、機嫌が良いのは全てこの4つに抑制的には働くと思うのですよね。ただ、機嫌の良さは定量化出来ないですし。研究テーマとしては、高等なサイエンスやネイチャーにのぼる、論文は書きにくいのですけれども。でも、少なくとも経験学的には、機嫌が悪いとやはり病気も病は気からだし。ディズィーズだから。イースでは無い状態なので、機嫌が悪いわけじゃないですか。

 それを、病気と全人類を定義かしているわけだから。ある意味、やはり機嫌が悪いと、いつも心配性の人がやはり、何というのですかね。やはり感染しやすいし。やはり、いつもムカついてる人の方が、動脈硬化になりやすいし。いつも不安で心配していると、癌にもなりやすいし動脈硬化にもなりやすいし。ボケにもなりやすいんじゃないのかなと。

 もちろん疾病は、短因子なので、色々な要因の副産物として、病気になったり症状が出るのだけれど、だからといって機嫌が悪いより機嫌が良い方が、絶対僕は全てに抑制的に働くのではないかなと思うのですよね。だから、この機嫌というものに価値を重んじて、自分の機嫌は自分で取ると。

 じゃあ、その為に、自分の機嫌は自分で取れる脳の使い方があるのだと。それをまず気付く事から始まり、機嫌悪いよなと気付く事であり、機嫌が良いことに対して、価値観を気付く事であり。あとは、何でしょうね。僕だったら、好きな食べ物を考えるとか。良い表情でいるとか。今に生きると考える事であったり、自分の思考のエネルギー。自己ツール、思考、表情、態度、言葉。言葉次第で気分も変えていけるし。表情でも。

 僕、声がデカいじゃないですか?声がでかいのも、声がデカい方が気分が良くなるのです、僕が。だから、自分の為に声をデカくしていきたいなと思っているのですね。ボソボソ話していると何か、元気が出ないのですね。でかい声を出していると、自分が機嫌が良くなるから。自分の機嫌が良いことが、またその結果的に人の為になるよという風になるので。そういう脳の使い方を、僕は皆に広めていきたい。

 最初はね、みんななんか、難しいとかいうのだけれど。いやでも、ありがたいと考えたら、気分良くないですか?と言ったら、ただ単純にありがたいと考えませんか?というと、難しいと言うのだけれど。いや、難しくないよねと。ありがたいと考えれば気分良くなるのだから良いじゃないというのだけれど。難しいと言ってね、みんなごねるんですよね。あの、シンプルすぎてなんか難しいですと言ってね。禅脳思考。みんな、ポジティブ思考に慣れてしまっていて。無理やりプラスに考えようとしているのです。

《 加 》    ありがたいと考えるのと、ポジティブシンキングというのはどう違うのですか?

《 辻 》    ポジティブシンキングというのは、ここにある水も多いと思う。無理やり。雨も、雨が降っているおかげで、この水も飲めるのだから。雨も良い事だと思えば良いじゃないですかという風に考えるのが、プラス思考ですよね。無理やり意味づけを、プラスに変えていく。僕はもう基本は、本当は意味がついていないのに、人間は意味をつけながら生きていく。そのことに気付くことが優良で。

 そうするともう、笑えてきちゃうのですよ。やべぇなと言った瞬間に、そもそものヤバいという自称は無いわけで。またヤバいと意味付けてるよな。でも、俺は機嫌が良い方が好だよなと考えるというのが、僕の膳的な思考のやり方で。そして、今に生きようと考えて。一生懸命に楽しもうと考えて。そして、ただありがたいなと考える。

 プラス思考型のありがたいは、そうだな。殴られても、これも俺の為に思ってくれている事だから、ありがたいと思わなきゃいけないのだ。犬のうんこ踏んでも、これも運のついた事だから、良い事だと思わなきゃいけないのだって。やっている感じがプラス思考なのですよ。もう外に接着している感じ。

 みんな、人の為に人の為にと言いながら、機嫌が悪いのだから。そうして、人の機嫌を気にしながら、人の機嫌を取ることばかり考えている。

相武台脳神経外科
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