腸内環境と多くの病気の関係性が指摘されていますが、もし皆さんが腸内環境の職質を知って、腸内環境を良くすることによって、色々な病気を予防することが出来たら素晴らしいと思いませんか。
はい、症状をきっかけに、ご自身の身体との向き合い方を提案させて頂いて、心地良い人生の質へとガイドさせて頂いている、相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は、平成30年の2月13日火曜日です。
最近、少し当院からの発信も腸内環境の重要性というのを、良くお話しさせて頂いているのですけれども。特に、腸内環境の中の腸内細菌というのは、数としたら100兆個から1000兆個の細菌の数があって。種類としたら1000種類以上あると。その多様性というのは、非常に重要視されています。
ある種のアレルギー疾患の方の、腸内環境を調べてみると、その対応性がすごく失われていていたり。ある種の菌種が減っていたりするということが言われていて。大学病院などでは、健康的な腸内環境を持つ便を集めて、糞便色移植法みたいなことをしている大学があるのですけれども。
逆に、そこの重病までで行かなくても、僕らが一般的に健康を考えていく上で。腸内環境を作っていくということは、将来的な脳梗塞や心筋梗塞発症の予防になったり。あるいは生活の質を改善していくということになっていきます。ただ腸内環境というのは、どうやって作ればいいんだというと。ただ、ヨーグルトを飲んで食べれば良いのかなとか。乳酸菌を取れば良いのかなとか。本当にそれで腸内環境を作れているのだろうかという、疑問が出てくるのですけれども。腸内環境が作れているのかどうかというのは、すごく簡単にわかって。実際問題は、結果を見れば良いわけです。
結果というのは何かというと、やはりその便の状態。トイレに行って、その便のまず匂い。腸内環境が良い場合は、匂いが大変少なくなってきます。あとは便の色。色が茶色から黄色っぽい色に、健康な状態であれば変わってきます。
後は、その便の重さというのが、腸内環境が良い場合は、良く動くという風に言われていますので。結果として、そういう便の状況になれば、腸内環境が良い訳であって。自分が何かアプローチしたやり方がうまくいっているかどうかという、判断材料にして頂きたいのですが。
当院からは、土壌菌後というものを提供させて頂いていますけれども。現実問題として、腸内環境の状況が決まってくるというのは、幼少期だと言われています。生まれてから、色々なものを舐めたり、口にしたりしたがる時期に、よく土遊びをスタートさせておくと、すごく腸内環境が整ってくると言われているので。
その時期というのは、ある意味腸内環境をしっかり作ってくる上で、重要な時期ではあります。それ以降、ご自身の身体の中に、幼少期に決まってしまった腸内細菌の数だったり種類というのは、セットされてしまって。それ以外の細菌が来たり、バランスが悪くなったりすると、免疫効果が働いて、調整するようになってしまうので。
例えば、その大人になってから、当院がだしている土壌菌というサプリを飲んだところで、なかなかその菌自体は、腸の中にいつくということが難しいと言われています。飲んだからといって、いつくんもには数日ということになってしまうのですが。
一つ、大人になって腸内環境を良くしようとしていく上で、すごく重要なことは、 少し悲しいですけれども。ある程度の時間。しばらくの時間は、飲み続けていくということが、大事だと思いました。
さらに今みたいにそうでなくても、その日常生活の中で、腸内環境にストレスになるような生活をしていますので。体質までに持っていく、その免疫のプログラムまで落とし込んでいくという様な状況になってくると、少し数年はかかるのかなというような、僕自身の手応えはあるので。
飲み始めてからすぐに腸内環境が良くなる。状況としては良くなるのですけれども。もう飲まなくても良い状態になるというような状況ではないので。そのことをまず抑えて、腸内環境づくりに、コツコツコツコツと皆さんと一緒にやっていけたらなと思います。
もちろん、土壌菌サプリを飲むだけではなくて、日常生活の中で、腸内環境にストレスにならないような生活を心がけていくというのは、大切だと思いますので。そういったことのガイドというのも、少しずつさせて頂けたらと思いました。今日は、以上です。
相武台脳神経外科
頭痛、めまい、耳鳴り、海老名、厚木、新百合ヶ丘