先日から、メラトニンというホルモンに着目して、お話しをさせて頂いていますけれども。それを知ることによって、身体が変化してるということを知って、身体を整えてあげるきっかけにすることができれば、素晴らしいと思いませんか。
はい。症状をきっかけに、身体との向き合い方を提案させて頂いて、心地良い人生へのガイド役である相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は、平成30年7月26日の木曜日です。
メラトニンというホルモンについて、先日からお話しをさせて頂いていますけれども。色々な役割があると思うのですが、今日は一つ、統計的に取り上げていきたいのですけれども。女性の生理が始まる時期。初潮の年齢が、1900年と比べて、早まっているということがよく言われます。思春期の到来が早くなっているということが言われます。
ある統計では、1900年代には、初潮の平均的な年齢というのは、14歳から15歳であったのが。現状は、12、13歳になっているという。2年ぐらい早くなっているということ。2000年の統計では、それぐらいになっているということでしたので、この2年の間に、早くなるというのは、結構、身体には負担になることが多いのですけれども。
なんで、早くなってきているのかという理由としては、すごく色々あると思うのですが。その身体が望まないようなストレスというのが、1900年から比べると、多くなってきていて。夜でも、照明機器があったり、テレビがあったり。あるいは、現代になってくると携帯電話があったり。受験勉強があったり、そのストレスがあったり。色々な要素が考えられています。
その統計的に現実としては、初潮が早くなってきている。その一環として、一つの例として、メラトニンの関与というのが言われています。メラトニンというのは、性腺刺激抑制ホルモンというのを放出する細胞に、その状態があって。そして、メラトニンがしっかりと出ることによって、それがその性腺刺激するホルモンが、抑制をするホルモンが放出されますので。
基本的には、そのメラトニンが減少してくることによって、思春期の到来がでてくるというのは、多くの生物で統一されたことだという風に、共通していることだという風に言われています。
そのメラトニンの濃度の低下というのは、早くなる。年齢からすると早くなるにつれて、思春期の到来が早くなるということも、一つには言われています。また後日、機会があったら見ていきたいのですけれども。メラトニンというホルモンのそれ自体には、抗ガン作用があったり。しっかりと成長して細胞が成熟する前に、そういった性ホルモンに暴露されるということが、二つ重なっていて。
あるいは、その他の要素も重なって。女性の乳がんの数というのが、増えてきているのではないかなとも言われているので。そのメラトニンのホルモンというのを、一つ、ある程度落ちないようにしていくということが、大人になってからも大事ですし。子どもの成長段階でも大事だということがありますので。一つの情報としてありますので。今日は、それをシェアさせて頂きました。
これ以降、そのメラトニンを維持していく為には、どうしたら良いのかとか。あるいは、メラトニンの機能をもう少し深掘りする機会があれば、していきたいなと思います。今日は、以上です。
相武台脳神経外科
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