こんにちは。相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は、平成27年の5月22日の金曜日です。当院には、最近は小さいお子さんが、小学生の低学年くらいのお子さんで、頭痛で来院される方が、意外に多いのですけれども。その中で、やはりその生活習慣を少しずつ変えたり。
あるいは、緊張型頭痛や偏頭痛であれば。あるいは、自律神経を緩める。筋肉を緩めるということを、わからないまでも、このチャンネルでも、このテーマを取り上げた方が良いので。やっている中で、気持ちということが掴めるのであれば、すごい改善は、改善のスピードというのは、大変速いものがあります。
ただ、お母さんから良く言われるのは、前のようにひどい痛み、学校を休むような強烈な痛みとか。寝込むような痛みというのは、減ったのですけれども。ただ、日々の生活の中で、ぼーっと頭が重かったり。元気がなかったり、まだ少し痛みがあると言うのが、ちょっと続いているのですけれども、というお話を伺うのですが。
ある程度、人間に対しての、身体に対しての捉え方というのを、やはり親子で共通で意識されるということが、必要なのではないかなと思うのですが。人間の身体というのは、何か機械の部品のをパッと変えて、パッと治すというわけではないので。ある部分は、大きな船の操縦だと思って頂いて良いのではないかなと思います。
大きな船というのは、ずっと前に進んでいるだけで、左に90度曲がりたい時に、急に左に90度は、パッとは曲がれませんから。ゆっくりゆっくりとこう、9度曲がって行きます。そんなに急には、身体には負担はかからないということです。
あと、人間の身体というのは、半分以上は、水分と言うか。水分で出来ていますから。水というイメージを、持つと良いのかなと思います。水というイメージがあって、その中で、ゲームだとか、都会に住んでいて、身体に悪いことを色々とやっている中で、その水が濁っているというイメージが、合っているのかなと思います。
その濁りを、少しずつ取って透明な水にしていっている。透明な身体にしていっている。ただ、そうやっていく中でも、普段、都会に住んでいる中でも、水を濁すような行為は、息を吸うだけでもそうですし。テレビを見たりゲームをしたり、そういうことをするだけでも、水はある程度、少しずつ濁りますので。濁っている行為をしながら、生活をしているわけですから。パッとそんなに水はきれいになるわけではないので、少しずつ少しずつ水の透明度を上げていっているという様なイメージですかね。
時間をかけて、少しずつ良くなっていっているというイメージが、重要なので。そういう学校を休むような頭痛が減ってきた。それは、流れとしては良い方向に向かっているわけで。その良い方向に流れているのであれば、今の状態を続けていくということを続けていくと、すごく良いのかなと思います。
身体を持つイメージとしては、その機械の部品を変えるように、パッと何かの部品を変えるという様なイメージよりも、流れとして捉えていただいて。大きな船の操舵、左右に行くようなゆっくりとした流れであったり。身体を水と捉えて、身体の透明度を上げて、少しずつ少しずつ上げていくというのが、自身の身体に向き合う上で、そういうイメージを持つということが、ご自身のお子さんの身体と向き合う上で、非常に大切ですよという話を、今日は、させて頂きました。今日は、以上です。
相武台脳神経外科
頭痛、めまい、耳鳴り、海老名、厚木、新百合ヶ丘