こんにちは。相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は、平成27年の6月5日の金曜日です。ご自身が色々な症状があって病名がついた時に、冷静に考えてみて、その病気という嫌な現象が起こった時に、必ず原因というものがあるわけです。その嫌な現象に関しては、どう捉えるのか。そして、それを良くしていきたいのでしたら、どのような状況にしていくのかというのは、そういうその原因というか。
例えば偏頭痛であれば、片頭痛の原因。何かがあるから偏頭痛があるわけで、その原因に対して良くするような行動をしていく。そうすることで、原因が徐々に解決されて、結果として片頭痛がなくなっていくということ。それは、その物理法則通りというか、物事の原因が解消すれば、結果が良くなる。単純にそれだけですから。原因が良くならなければ、偏頭痛が良くなるわけでもないですし。
逆に、片頭痛が良くならないのに偏頭痛が治まってきたとなると、偏頭痛という火災報知器が効いただけであって、物事がさらに悪化している可能性があるわけなので。何か嫌な状況が起こった時に、何が原因なのかということを見ていくことが重要です。その上で、良くしていきたいのであれば、できるのかできないのかというのはもう、一点に限ると思います。
その何がどういう状況なのかというと、その状況をできるだけはっきりと、ご自身で理解できるのかどうか。良くしたい相手や原因というのは、できるだけはっきりと、具体的に明確にご自身で把握できるのかどうかと言うなあのことをしっかりおさえといください患者さんに偏頭痛今から直していかなきゃいけな様ことを、しっかりと抑えてください。
患者さんに、じゃあ、片頭痛を治そうとしているのですけれども、片頭痛というのは何で起きるのですかということを質問した時に、なかなか最初は、偏頭痛の原因というのは、実際に何十年と偏頭痛で苦しんでいる、苦しんでこられていた方が、偏頭痛で何で起きるのかという原因を知らない方が多いです。
原因を知って、それを明確に知る。ぼんやりとしているだけではなくて、明確に知るということをしていくということで、きちんとした解決方法が自然と生まれてきますので。状況を明確に知るということは、ものすごく大切です。
暗闇の中で、階段を降りることはすごく恐ろしいですけれども。はっきりと階段が明るい状況で見れば、全然階段を降りることは怖くないです。脳外科の手術にしても、脳の細い血管の中の状況というのは、肉眼ではなかなかぼんやりとして見えなかった時は、手術というのは危険性がある。手術のリスクというのは、高かったです。しかし、しっかりと見えるような顕微鏡という様な道具を入れることによって、物事が良く分かるようになれば、やはりその手術の結果や成績というのも、格段に脳外科の歴史上、上がってきているわけです。
単純に、今の現状の問題点を、できるだけ明確に把握することができるのか。理解をすることができるのかということで、それを良くするのかどうかというのが決まってきますので。少なくとも、20年も何十年も偏頭痛で苦しんでいるのであれば、じゃあ、偏頭痛の原因というのは何なのというのを、冷静に捉えてみることで、解決方法がおのずと道が進んでいきます。
なので。偏頭痛で付き合っていくのではないのという風に、知るということを閉ざしてしまうのではなくて、やはりその冷静に知って。いわゆる目が覚めて、寝ている状態ではなくて、きちんと目覚めているというか。目を開いて、今の状況の悪いところを見て頂いて、そうすることによって、かなりその身体というのが変化してきますので。今の状況は、なんでこうなっているのかなというのを、原因というのを明確にするのを第一歩に考えて頂けたらなと思います。今日は、以上です。
相武台脳神経外科
頭痛、めまい、耳鳴り、海老名、厚木、新百合ヶ丘