YouTube 体から出すことの重要性

治療を始めたら調子が悪くなりました!(頭痛 めまい 耳鳴り 町田 厚木 新百合ヶ丘)

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 こんにちは。相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は、平成27年の6月8日の木曜日です。初めて来院される患者さんの中で、今まではほとんど、身体に対して良いことをしようという意識はなくて、来院されてお話しをさせて頂いてから、少しずつ身体に対して良いことをしよう。あるいは、身体にたまった悪いものを、少しずつ出していこうということを始められる方がいます。

 身体からその悪いものを出していこうという行為が、どの様なものであるのかというと、その近くの整体院でマッサージをしてもらったり、あるいは漢方薬などの薬を飲んだり、食事を良くして頂いたり。または、当院でもかかげているような、意識をして力を抜く、身体を感じていくということを、1日に5分から10分ほど、トレーニングをしていくということであったりですね。

 いずれにしても、身体から悪いものをだそうという行為は、今までは全くしなかったのにするようになるのです。けれども、その時に注意しなければいけないのは、やり始めると一時的に、ひどく症状をきつく感じてしまうことがありますし、実際に症状が強くでてしまうということがあります。

 これは、専門家に良く相談したほうが良いと思うのですけれども。実際には、治っている過程なのか、それとも身体が悪くなっていっているのかというのを、ある程度、的確に判断していくということが重要ですし、治っている過程であっても、あまり治っている過程ででる症状はきついようであれば、その症状で身体が参ってしまうこともあるので、ある程度、その治っていく過程のスピードを遅らせながらやっていくことも必要ですから、あまりこのご自身の判断で、そこのところは辛いのを我慢しない方が良いと思います。

 これはどういった状況なのかと言うと、今まで身体に溜め込んで溜め込んで溜め込んで、身体に悪いのを溜め込んできたのは、溜め込んできたのすらもわからなくなってきていて、ちょっと意識をして溜め込んできたのを見てみようと思って、その溜め込んできたものをだそうとした瞬間に、圧力をかけて溜め込んできたのが、すごいワッとなって身体から出てくるイメージだと思うのですけれども。

 

 小学校の時に、よく掃除とかでドブさらいとかを、僕自身は行ったのですが。ドブを綺麗にしたり、水をきれいにしたり。そして、近くに流れているドブとか溝というのは、掃除をする前は一件、汚いものが下に沈んで綺麗な状態になって流れていることがよくあります。ただ、底を頑張って掃除しようと思って、底の方から悪いゴミとかを取り出して、外に汲み上げて、その泥をきれいにしようという作業をしだすと、一気にその上のきれいな水が、一時的に汚れます。

 だけれども、全部のゴミを出し切った後、その泥は、最初の時よりも実際には、きれいな水になっているはずなのですけれども。やはりその下に溜まったゴミを外にくみ出すという作業の過程で、一時的に上の水が汚れてしまうという状況は、どうしても踏まなきゃいけない部分はありますので。そういった現実を踏まえて、やはりその治療をしだしたら、すごくきつくなってしまった。この治療法はあっているのかなという、不安に思われるかもしれないのですけれども。

 その時は、とりあえずその専門家に聞いてみて、その治療法の一種の治っている過程なのか。あるいは、そのご自身の症状自体が悪くなってきているのかというのは、的確に判断する必要があります。良くその中国、東洋医学では、そういった一時的に良くなってきているような症状のことを、好転反応とかという風に言うのですけれども。そういったことが存在するということを知っておくだけでも、あまりバタバタとしないのかなと思います。

 多くの方が、治療を始めたのにすごく症状だけがきつくなってしまって、パニックになる方がいるのですけれども。症状自体は、身体がすごく悪くなってきていて出ているのか、良くなっているのかを、実際に表す指標ではあまりないことが多いので。そういったことが、治療を始めた時に、症状が強く出てしまうことがありますよということを、意識をすることは重要かなと思います。今日は、以上です。

相武台脳神経外科
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