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不健康であることに安心感を抱いてしまうセルフイメージの壁(頭痛 めまい 耳鳴り 厚木 海老名 町田 相模大野)

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 こんにちは。相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は、平成27年の6月20日の土曜日です。今まで6月が終わると、おかげさまで4周年、開業をさせて頂いてから4周年になるのですけれども。4年間、患者さんを診察させて頂いて、よく来て頂ける方と、時々来て頂ける方。4年ぶりに来て頂ける方などがいらっしゃるのですけれども。

 良く来て頂ける方の中でも、良く来て頂いて、リハビリもしっかりとやって頂いて、毎月毎月通って頂いているのにも関わらず、まだ足が痛いんですよ。腰が痛いんですよ、膝が痛いんですよ。頭が痛いのが治らないですし、身体がだるいし辛いんですよ先生と言って、毎回、症状がなかなか良くならない方というのは、もちろんいらっしゃいます。

 そういう方の中で、一つ少し共通点があるのは、基本的にはやはり、皆さん大変な状況で生活されていて。介護しなければいけない方がいるとか、病人の方がいるとか。あるいはその状況が悪くて、仕事を休めないですし。どうしても身体を酷使しなければいけない状況にあるということがあると思うのですが。

 そんな中でも、ちょっとその頭の中で、もしかしたら毎日毎日、膝が痛い。足が痛いということで、自分は大変な状況なんですよ。一生懸命にやっているのですよということを、そこで逃げてしまっているという方が、もしかしたらいるのかなという感じは、ちょっと接しさせて頂く中で、少し感じます。

 状態を良くしていく中で、意外にブラックになっているのが、私ってこんなに身体の状態が良くなってしまって良いのかなとか。他の家族の方が苦しんでいるのに、私だけこんなに調子が良くなってしまって良いのかなとか。少しご自身の理想とする自分のイメージが、そういうイメージになっていないとか。身体が状態良く、良い方向に向かっていないということが、時々見受けられます。

 でも、やはりそこで誤解してはいけないのは、やはりその身体が状態良くなった時に、なんであの人だけが家族の中で元気なのよ。何かをサボっているのではないのとかって、陰口を叩かれるというのが、ご自身の良くなった後のセルフイメージだとしたら。それはちょっと誤解であって。

 やはりその身体の状態が良くなれば、周りに対しても、ご自身や患者さんに接するご家族の方も、非常に楽になって気持ちの良い状態になりますので。周りの家族、ご家族のために、やはり接してくれている方のためにも、ご自身が健康になる状態が良い。身体が気持ちの良い状態になるということは、持って良いセルフイメージだと思いますので。そこのところで、気持ちのブロックがかかってないように、少し意識をしなければいけないかなと思います。

 やはりご自身は、身体が健康で気持ちが良い。すごく良い状態になって良い。そういう自分自身に価値がある人間だというのを、ある程度、言い聞かせていって。そういったことを頭の中でイメージをしていれば、必ず良くなります。やはりその今の状況は変わらない。状況として、調子が悪いことで、何か自分にとって環境が大変な状況にあるということを、周りから注目してもらったり、荒んでもらおうという、何か小さいセルフメージというか、自分自身のイメージが、身体の健康を良くしていくのにブロックになっていることが、たまにありますので。

 それを、ご自身で気づかない時もありますけれども、一度、身体の調子が良くなって膝が痛くなくなる。腰が痛くなくなったらどうなるのかなというのをイメージして頂けたら、自分自身はそういう状況になる。価値がある人間だ。そういう風になって良いのだなというのを思って頂ければ、どんどんどんどんご自身の可能性というか、良い方向に向かっていくのではないのかなと思います。

 このままで余韻だとか、そういう小さいセルフイメージのままでいるというのは、周りの人間にも良くはなくて、悪い影響を与えるんだということを、ご理解いただければなと思います。今日は、以上です。

相武台脳神経外科
頭痛、めまい、耳鳴り、海老名、厚木、新百合ヶ丘

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