YouTube 体との向き合い方

体のコンディションが悪いプロフェッショナルは三流。(頭痛 めまい 耳鳴り 厚木 海老名 町田 新宿)

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 こんにちは。相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は、平成27年の6月25日の木曜日です。毎回、診察させていただいている中で、気付いたことをお話しさせて頂いているのですが。もちろん、その働く年代であれば、何か職業についている。そして、何か症状があって来院されている方というのは、もちろんほとんどだと思います。

  その中で、やはりその大変な職業。そんな方、プレッシャーがかかる職業の方がいらっしゃいますけれども。以前は、学校の先生だったり予備校の先生など。色々と転勤とかがあって、大変な状況で。1回ちょっと授業中に、気を失ってしまったと。そして、倒れ込んでしまったと。それで、頭の中に問題は何かないですかという風なことで、ちょっと来院されたのですけれども。

 とりあえず、意識を失うということで、緊急性がある病気かどうか。 治療を急がなければいけない病気かどうかというのは、チェックさせて頂いて。今のところは、その急ぐ必要はないですよということ。急ぐというのは、例えば、脳出血とか脳梗塞とか。内科的にも、血糖とかその過多な貧血とかというのは無さそうです、という話をさせて頂いています。状況的には、その疲れから自律神経のバランス異常であって、意識を失った可能性が高い。だけれども、可能性としては、その痙攣発作。転換症状の可能性もあるから、ちょっと症状を経過観察させて頂きたいという話をさせて頂きます。

 とりあえず、その中でも、頭の中で問題がなければ良かった。ただの貧血なのですねということで、その患者さんは言って、安堵するのですけれども。貧血ですねというのは、今は 一般的に意識を失うということを、その巷では、貧血という言葉で言われるのだと思うのですが。普通に意識を失っただけですねと言うと、 そう言われたいのだと思うのですけれども。

 普通に考えて、30代や40代の方が生活をしていて、意識を失うといった。お酒も飲んでいないのに、意識を失うというのは、ある部分、その大事なことですから。今はMRIなどを撮って問題がなくても、ある程度、問題意識はちょっと持って頂きたいなというところは、少しあります。

 特に、そのお仕事中であれば、その仕事が大変なのはわかるのですが。仕事というのは相手がいることであって。例えば、予備校の先生であれば、大学の先生であれば、受講生や高校生であっても、受講生の生徒さんがいます。生徒さんは、お父さんやお母さんにしろ、自分自身でお金を投資して。時間を投資して、その場で自分の話を聞きに来ているわけですから。やはりその時間というのを、自分自身が授業を中断して、意識を失ってしまうことによって、無駄にさせてしまっているという。ある部分、問題意識は一つちょっと思って頂きたいなと思います。プロ意識は、持って頂きたいなと思います。

 私は今、大変な状況にあるから、こういう状況になってかわいそうですよという、そういう気持ちではないので、気持ちではなくて、授業中にパフォーマンスが出せなかった。それでは、どうしようかということです。僕は、こういうことを言うのは、厳しいように思えるかもしれないのですけれども、何て言うのかと言うと、それは、授業中にパフォーマンスができる。出すことができる手段があるから、そういうことを提案しているわけです。

 それは、どういう手段なのかと言うと、やはりその自分自身でも、きちんとそういうことをやっていくという気持ちを、まず持つということと。プラス、その一発で治すという手段はないのですけれども。やはり、その生活習慣と身体ときちんと向き合っていく中で、徐々にそういった、仕事に影響するような身体の出来事というのを減らしていくことはできますし。逆に、そういった身体への向き合い方ができてくると、身体は元気になってくるので。 仕事のパフォーマンスが、どんどん上がっていきますので。これは、どんな職業の方にも言えます。

 例えば、大学の方であったら、重いものを持っていて、非常に肩や首がもう硬くなって、 頚椎も変形してきている方がいるのですが、人間の身体では、大工さんはよく、色々な大工道具というのは、非常に真面目なプロ意識が高い方であれば、道具というのはすごく手入れをして、綺麗にされているのですが。良く見落としがちなのは、ご自身の身体というのは、その仕事をされていく上で、一番の大切にしなければいけない道具だということです。

 やはりプロ意識が高い。プロ意識を持つのであれば、まずは身体を手入れしていく。手入れされていくということです。症状があった時に、かわいそうですねという風に、僕がもし 言ったとしたら、それは例えば、そのプロ意識を持てというぐらいの、良くなる、改善する手段がない時の話であって、やはりもう手持ちの手段の中には、その授業中に倒れないようにできる手段。大工さんの時に、大工さんでは、大工の仕事のパフォーマンスをもっともっと上げていくことができる手段があるので。問題意識を持ってほしい。問題意識を持つことによって、その僕が持っている手段を、受け入れる地盤ができますので。

 これは、何か症状がある方に対して、かわいそうと言ってしまえば、その時点でもう、その方の状況というのは、そこで終わりというというよりも、どんどん悪くなっていきますので。逆に言えば、こういった厳しいことというのは、良くなってほしいという裏返しであり、 良くなることができるという確信なので。それをある部分、冷静に捉えていただけたらなと思います。

 特に、お仕事をされている方。もしその仕事のパフォーマンスを上げていきたいのであれば、まずは身体との向き合い方をしっかりと、身体と向き合ってあげて。ご自身の職場の仕事の中での、一番の道具は身体であるということを、しっかりと認識していただきたいなと思いました。今日は、以上です。

相武台脳神経外科
頭痛、めまい、耳鳴り、海老名、厚木、新百合ヶ丘

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