こんにちは。相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は、平成21年の7月16日の木曜日です。僕自身、その開業する前の勤務時代は、病棟の患者さん。入院中の患者さんを、相手にさせていただいていることが多かった為、普段の生活をされている方や病気になっていない方。症状だけが出ている方というのを、診させていただくことは少なかったです。
日々、今は一日で80人以上の方を、毎日対応させていただいている中で、やはり色々なことを勉強させていただいていることはあります。やはり、それだけの月に2000人近くの方とお話しをさせて頂いていると、色々なことを考えてしまうのですけれども。人の人生というのは、やはりその自分自身の身体を通して、生きているんだなというのを、それだけ多くの人と話す前は、あまり考えなかったようなことも、考えてしまっていて。
意外に、その皆さんが考えている中で、思考の盲点となっているのが。その自分自身の人生を生きられている中で、その人生のほとんどの経験というのは、ご自身の身体を通して、経験しているんだということが、あまり意識がされていないような気がしました。そして、身体というのは、診察をさせて頂くと、やはり自分自身で操縦していくものなのですけれども。その操縦方法を知らずに、色々な症状に振り回されたり、環境が悪いのではないかと言って、環境のせいにしたり。嘆いてる方がいるのですが。単純に、操縦方法がちょっとわからないだけなのかなと思いました。
F 1 レースでパイロットが、F 1 のレースのカスタムにどうすれば良いのかということを考えれば良いと思うのですが。何度、そのレースにでていても勝てないや。これは、レース場が悪いのかな。今日は、雨が降ってたから悪いのかな。そのアスファルトの状態が悪かったから、悪いのかな。今度は、レース場を変えてみようか。雨の日にレースをしてみようか などを考えても、やはり本質的な話ではないので。チームで本当に勝ちたかったら、その F 1マシンの性能を良くするか。あるいは、そのパイロットというか、操縦者の機能を上げていくか。ということになってくると思うのですけれども。
やはりその人生の上で、経験する上で、ご自身が満足する状態になっていくために、どうしたら良いのかと言うと、やはりその外に求めるのではなくて。ご自身で、ご自身の身体を操縦しているという意識が重要かなと思います。
その中で、じゃあそのマシーンを良くしていく。パイロットの技能を良くしていく。こういうことを、身体ではどういう風に捉えたら良いのかと言うと、僕自身はF 1 の状態を、身体の状態をよく知る感覚。感覚という計器類ですね。その速度計とかエンジンの温度とか、そういった 計器類の精度を上げていく。計器類がちょっと壊れかかっていたり。変な数字を示したりすると、自分の身体の状態が F 1の車の状態が良くわからないので。まずは、その感覚を研ぎ澄ましていくということが重要です。
もう一つは、やはりそのF 1で勝っていくためには、必要なものはエンジン。あるいは、そのパイロットの技能ということがあるのですけれども。それに関しては、明日以降、またお話しをさせていただきたいのですが。
やはり身体を操縦していく上で、まず今日はちょっと、お話しをさせていただきたいのは、人生経験をする上で、ほとんどの場合は、自分の身体を経験して経験するので。あまり皆さんに意識されていないのですけれども。自分で自分の身体を操縦していくということが重要です。その人生の経験の中で、満足した状態になりたいのであれば、ご自身の操縦とか、ご自身の操縦している身体の状態を良くしていくことで、色々と満足度が上がってきますよという話でした。
その為にはまずは、身体の状態を良く知るための、F 1 で言えば計器類。速度計とかエンジンオイルとかの計器類は、必要なのは感覚ですよというお話をさせていただきましたけれども、あと二つ。全部で3つですけれども。考えていることがあります。 明日、お話しをさせていただきます。今日は、以上です。
相武台脳神経外科
頭痛、めまい、耳鳴り、海老名、厚木、新百合ヶ丘