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いっぱい食べれば、食べるほど、エネルギーアップできる?

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こんにちは、相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は平成29年6月6日の火曜日です。
最近いろんな勉強会で、食に関してよく勉強することがあります。というのも、人間の体の状態を大きく決定していくというのが、食習慣じゃないかなというふうに僕自身は考えてますし、現実的にもその可能性が高いんじゃないかなと思うので、食ってすごく大事だと思ってます。
僕自身が健康に関して考える前に、つい最近まで食に関して大きな誤解をしていたなっていうのがひとつあって、食事っていうのはそれをとることでエネルギーをとるから、とればとるほど自分は元気になるんだっていうようなイメージでもってました。
逆に、そんなことないやと思っても、食事を前にした瞬間美味しそうな食事がいっぱいあって、これいっぱい全部食べたらすごい元気になるんだなっていう心の反応が、すごい今でも習慣づいちゃってますので、いっぱい食べれば食べるほど自分は元気になっていくというのを、子供の頃から無意識に刷り込まれてますし、食事がでてきたらそういう心の反応をするっていう反応ができちゃってたんですが、それ結構大きな自分自身の中での誤解だったのかなというのは感じます。
というのも、人間の体って車のエンジンみたいに、エネルギー方向が一方方向というわけじゃないんだと思います。車のエンジンであれば、ガソリンを入れてそれを爆発させてエネルギーに変えてタービンを回す、その一方通行ですけれども。
なので、ガソリンを入れれば入れるほど、どんどん出力が上がっていくという感じですが、人間の体というのは実は生きてるユニットというか細胞が約60兆個あって、実はそれがいろんな形でバランスを取りながら、相互作用しながらひとつの人間として、生き物として形態をもっているという状況があって、その細胞が元気な状態になっていくというのは、エネルギーが高い状態だと思うんですが、その細胞が元気な状態というのは、バランスが取れた状態。いろんな物質をやり取りしてはいるんですが、ひとつの物質が多すぎてしまうと、いろんなところでバランスが悪くなってしまったり、もちろん少なすぎてもうまくいかなかったりというのがあるので、例えば栄養を吸収する腸管とか胃では、そこまでのことは考えられずに、きたものは一気に消化して吸収していく、体内に一度入っていくというプロセスをある程度とるので、いっぱい食べてしまうと細胞が不必要な部分の量の栄養なり物質が体の中に入ってくる状態になってくる。
そうすると、細胞のバランスが崩れて、それが1日365日何年も続いていくと、体全体のバランスが崩れて病気に繋がっていくという形になってくるんだと思うので、ご飯をいっぱい食べればエネルギーが出る、元気になるというような考え方じゃなくて、食に対してすごく考えをある程度ひとつ僕の中でもった方がいいんじゃないかなというのは、食事をとることで細胞のバランスをとっていくというイメージが、すごく大事なのかなというのは最近思うようになりました。
そのようにしていくにはどうしたらいいのかというのは、最初は一般的な体にいいと呼ばれる食事だったりいろいろ試してみて、体がある程度健康になってくると自分自身の体の状態が自分でわかるようになってくる。
そうすると、細胞が欲してるのか欲してないのかっていうのが、多分わかるようになってくるので、そういったことを意識しながら食事をしていくと、固定観念にはまらずに3食食べなきゃいけないとか、いっぱいあるからいっぱい食べようとかっていうのは変わっていって、それだけでも大分多くの病気が予防できるのかなというのを、食生活において自分の体験として思い込みがひとつあったので、人間の体は自動車のエンジンとかエネルギーの一方方向で、ガソリンを入れたらエンジンが動くと一方方向で動いているのではなくて、60兆個の細胞がバランスをとって生きてるので、食べればエネルギーが出るというわけじゃなくて、細胞がバランスを取れるような食事の量なり栄養をとっていくということが、食事においての意識として必要かなというのがあったので、今日シェアさせていただきました。そういうことが欠けてるから、もしかしたら飽食の時代に栄養失調の人が多いっていう変な状況が、生まれてくるのかなというのがありましたので、そのことを今後少しずつ考えていきたいなと思います。今日は以上です。

相武台脳神経外科
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