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退屈な授業中、机の中に僕が忍ばせていたもの。脳機能をあげる。1

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こんにちは、相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は平成29年6月8日の木曜日です。
先日もお話しさせていただきましたけれども、インターネットの普及だとか人工知能、AIの発達に伴って、人間にできることはなんだろうっていうことが、見直されてるっていうこと。
人間の脳の可能性が見直されてるっていうことと、人間の脳を発達させていく上で、どういう勉強法がいいのかなっていうのを、再度見直されています。
僕自身の今までの勉強法、勉強してきた流れを考えてみると、中高時代は進学校だったので、1日7時間ぐらい授業があって、帰ってから自分で勉強していくっていうことになったんですけど、その中ですごく自分で本当に楽しかったのは、何か数学の問題が解けたり、今までわからなかったことがわかったと思える瞬間というのは、すごい楽しくて。考えるということが楽しくて、ただ授業を聞いてるというのは、そんなに実はすごく退屈で、今思い出せば。数学の問題だったり、英語の難しい文章だったり、切れ端を机の中に忍ばせて、別の授業中にボーッとその問題のことに関して考えたりというようなことがあって、本当に自分の心が動くのは、自分自身がわかったと思える瞬間でした。
また医学部に入ってからは、専門用語というか猛烈に知識を詰め込んでいかなきゃいけない状況で、最初は基礎医学、生理機能から体の中の化学反応、生化学だとか、もちろん解剖学とか、ひとつひとつ大量の気が遠くなるような専門用語がいっぱいあって、それをガンガン頭に入れていく作業というのを医学部時代にやりました。6年間、まあ専門は一応5年間ですけれども。
振り返ってみて、今医者になって、それだけの知識というのは、ベースとして、土台として役には立ってますけれども、現実として使われてる知識というのは、いっぱい覚えた知識の中のごく一部ではあるんですが、本当にそういったものは全て知肉化してるかというと、まあちょっと疑問符がある。
こうやって、ずっと自分自身の勉強法を思い返してきて、医者になってから本当に知肉化されてきたっていうのは、やっぱり実際診療していって、いろんな経験をして人間のいろんな体の神秘と向き合う中で、いろんなことが自分の知識と化学反応を起こしてわかったということができてきて、そういう経験が劇的に自分自身の医学知識を増やしていったのかなというのは感じます。
こういった中学校、高校の経験と、医者になってからの知識の経験、勉強のステップとして2つあったなと感じるのは、知識を詰め込む段階と、もうひとつはいろいろ気づく段階。本当にわかったというのは、気づいたことだと思うんですが、ただ気づくことに、勉強しているときにフォーカスが向いてるかどうかというのは、大きなことだと思うんですけれども、その勉強方法に関して、一番最初にお話しさせていただいたように、今いろいろ話題になっていて、知識を詰め込む勉強方法と、あとは気づくっていうことにフォーカスした勉強方法というのに、名前が実際ついてるということが今僕自身わかって、そのことに関して明日お話しさせていただいて。
今後、僕自身あるいは勉強方法に関して、まあ勉強方法というか自分自身を進化させていくことに関して、自分の脳を進化させていくことに関して、どういうスタンスでやっていけばいいのかなっていうのを考えてみましたので、明日ちょっとまたお話しさせていただきたいと思います。今日は以上です。

相武台脳神経外科
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