こんにちは。相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は、平成２７年の７月１８日の土曜日です。先日から、人生で経験することは、身体を通して経験しますので。その身体を操縦する、身体を調節するという意識を持っていくと、人生で経験することの状態が変わってくるという話をさせて頂きました。
身体を操縦する。身体を操縦して人生を経験するという意識を持つことが、大切だと思うのですけれども。ほとんどの方の場合、身体を操縦するというより、身体はあって当たり前のもので、操縦するという意識はなくて。意識が無いということが、患者さんを診させて頂いていて、わかります。
逆に動かしていないのであれば、操縦するとすごく身体というのは、能力を発揮していきます。プラス、その身体を通して経験した人生というのは、今までの感じと全く違った、楽で気持ちよくて、楽しいものになってくるのではないかなと思うのですけれども。操縦する上で、非常に重要なのは、１番目は、その車で言えば、計器類。モニターするものですね。 速度計とか、エンジンの回転数とか、ガソリンの量とか、外気温とか。そういった数字というのを、ちょこちょこちょこちょこと見る練習をしていくということを、最初は、お話しをさせていただきました。
人間の身体で言えば、都会に住んでいると、かなり退化してしまっている感覚ということになってきます。二つ目が、やはりその操縦をする車の状態、F 1カーで言えば、エンジンがエンジンの状態であったり。あるいは、その空気抵抗を決めるような車の形であったり。そして、タイヤの状態。そういった物というのは、もちろんその走行に影響してきますから。 その車の状態を見ていくということは、重要です。人間で言えば、やはり身体の健康状態ということになってくると思います。
そして、操縦をしていく上で、もう一つ大切な３つ目というのが、僕自身は、戦略思考ではないかなと思います。どういう風に走らせるのかという、操縦者の思考というのは、すごく大切になってくると思います。人生の方向の中で、こっちの方向で走らせる。出来たという。頭で止まった固定概念しかなければ、こっちの方向に楽しい道があるということを、思いつくことすらできないので。思考を柔軟にするということで、考え方というのを広げていくことのコツとしては、絶えず今までの自分の考え方が、もし全部間違っていたとしたら、どういう状況だろうかという過程で、そういう状況を考えてみるということを、考えてみる を練習するということが、面白いのではないかなと思います。
私の考えは、もう正しいに決まってるという風に思ってしまうと、それで限界ができてしまうので。自分の考えは、もしかしたら間違ってしまっているのではないかなということを、間違ってしまってるとしたら、今の状況はどうなんだろう。どういう風に捉えられるだろうか。今後、どうなるのだろうかなど。
その間違ったところを、改善できるとすると、どういうことが出来るのだろうかということを、ちょっとその思考実験で考えれば怖くないですから。まず、そういったところをちょっと考えてみると言うことが、身体を操縦する、この道を行くあの道を行くという風に操縦していく上で、より良い道を見つけていくための、コツではないかなと思います。
もしかしたら、一つの目的地に行きたいのに、グルグルグルグルと同じところを回ってばっかりいる時に、この道は絶対に正しいんだと思い続けていたら、永遠にその道から離脱できませんので。もしかしたら、これは回り続けていくのではないかな。これは間違ってるのではないかなという風に、まずは疑問に思うというところから、ちょっとまた別の道に行く、一つの出発点なのではないかなと思います。
今日は、その自分の人生を経験していく上で、身体はあって当然な物というよりも、操縦していくものという風に考えた方が、非常に可能性は広がりますよという話をさせていただきました。そして、操縦をするとしたら、３つのことを考えていきましょう。１つは、計器類である感覚、２つ目が、実際の車の性能である。身体の健康状態。３つ目は、その操縦する上での、戦略思考。思考の拾い方という話をさせていただきました。今日は、以上です。
相武台脳神経外科
頭痛、めまい、耳鳴り、海老名、厚木、新百合ヶ丘