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元気な医療従事者が少ない理由を知る(頭痛 めまい 耳鳴り 厚木 海老名 町田 新宿)

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 こんにちは。相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は、平成27年の7月28日の火曜日です。実際に、診察させていただく中で、色々な職種の方を診察させていただくのですけれども。やはりそれぞれの職種で、それぞれの身体に対するリスクというか、危険性など。気をつけなければいけないことがあるということ。それを踏まえなければいけないと思うのですが。それを踏まえることによって、その仕事のご自身のパフォーマンスが上がるというのは、大きなテーマになってくるというような部分は、ある程度、少し認識する必要はあるのかなと思います。

  おまけに仕事をする上で、身体なんてあって当然だよということを思われているのかと思うのですが、身体が一番の道具なので。ご自身のパフォーマンスを上げたければ、まずは、身体の状態を良くするということが、一つ重要になってくるのではないかなと思います。

 
 その中で、人と接する職業というのは、より少し身体に対して負担というか。健康を害されている方というのは、多いです。特に、美容師さんだとか保育士さんというのは、美容師さんや保育士さん。あとは、学校の先生ですね。今日はちょっと言いたいことが、医療従事者、介護関係の方も含めてそうですけれども。医療従事者というのは、非常にその身体に対して負担がかかる状況だというのは、まずは認識する必要があるのかなと思います。

 僕自身は一般の方よりも、医療従事者に非常に多く会ってきましたけれども。身体自体が、とても健康な医療従事者というのは、あまりお会いしたことがないです。やはり何らかの形で、身体に問題を抱えている、抱えながら頑張ってお仕事をされている方もいるのですが、その中でやはり、もちろん仕事が大変だということもあるのですが、医療従事者の中で 、ご自身の身体をケアするというか、手入れをするということに、あんまりおもきを置いていない故に、そういった身体に体調がおかしくなってきているなという認識は、特に浮きます。

 色々とそういった意識を持つというのは重要なのですが、人間と人と接する。少し悩んでいる方とか、その病気の方や病の方と接する上で、うちのクリニックのスタッフも含めてそうですけれども、僕自身が大切にしていることが一つあるので。それが、やはり医療従事者が、ご自身の身体を守るということに、一つの大きな変わり方になると思いますので。今、ご紹介させていただきたいなと思いますけれども。

 イメージとしては、例えば、川で溺れている人がいて。その溺れている人のレスキューというか、その一つの命を救うのに、僕らの仕事というのは、自分が溺れないというのが、まずは前提だということです。自分は溺れない。そうですね。なるべく、自分としては岸にいる状態。沖にいる、丘にいる状態で人を助けることができれば、助けたいということがまずは前提です。

 というのは、まずは、自分の安全を確保するということ。そのためには、何をどうするのかと言うと、自分自身のポジショニングをはっきりさせるということが必要かなと思います。自分は何をやる人間なのかということです。自分は同情をして、その子を助けたいという気持ちはあるのですけれども。その気持ちだけで同情をして、簡単に飛び込んでいって、あまりその技術も知らないで。安易に飛び込んでいって、その人にぶら下がられて、自分も折れてしまって。2人で溺れてしまって、溺れた人が2人出来てしまうというのは、最悪なパターンなので。

 自分を助けたいという気持ちはあるのだけれども、自分のポジショニングですね。まずは安全な状態で、その人を助けるというポジショニングが必要で、すごく必要です。何が必要なのか。沖にいって、浮き輪を投げる。そういったことを、きちんと踏まえているのであれば、自分がまずは助かるために、まずは最初に沖にいて、浮き輪を投げるということとか。色々な人を集めるとか。まずは、その環境を見るとか。そういった安全面から、その人を助けようという風なことを、やっていくことになっていくのだと思うのですけれども。

 まずは、自分がどういうことをする人間なのかということを、絶えず立ち返るようにしています。苦しんでいる時に、気持ちだけで助けたいという気持ちで、その人の要望を全部聞いていると、自分は何をやるべき人なのか。段々とわからなくなってきて、結局は身体に負担になって、不健康になって、嫌な状態になってしまって。患者さんに対して、嫌な対応を 取ってしまうという様なことになりかねないので。

 一日、そのまま80人から100人程、来院される患者さんを、スタッフが相手をするには、僕自身も何を一番に大切にしているのかと言うと、まずは自分自身のその立ち位置を正確にするということを、絶えず朝のミーティングで、スタッフ達には徹底をしています。それは、当院としては、医療従事者として僕たちは何をする人間なのか。そして、うちのクリニックは何をやるところなのかということです。

 それは、一つのメッセージ。いつも言っている様に、一つのメッセージを患者さんにお伝えするための場所ですよと。そのメッセージをお伝えする為に、まずは、患者さんのその不安を取り除くことが必要であれば検査をしますし、患者さんの痛みを取り除くことが必要であれば、まずは、その注射や薬を処方します。

 まず患者さんに、怪我の処置をそのメッセージを伝えるということに持っていくためには、まずは怪我の処置が必要だったら行いますし。ご家族に説明する必要があったらしますし。それをやるために、色々な感染症の書類などを書く必要があれば、僕としても書きますし。それをやる為に、同じスタッフに辛いことを言わなければいけない場合があれば、厳しいことを同じスタッフの間でも、言わなければいけないですし。それをやる為に、事務員であれば事務のお仕事をして、きちんとクリニックの経営を回すように、お金の計算もしっかりやらなければいけないし。

 それをやる為に、きちんとそのクリニックでの設備をしっかりとする為に、色々な機械を買うしということで、まずは何をするところなのか。うちのクリニックとしては、メッセージを伝えるということをやるクリニックですよ。それをやる為に、全ての行動が繋がっている。それをやる為に、自分の身だしなみ、言葉使いや服装が繋がっていますよということを、絶えず徹底するようにすることが、僕自身、あるいはスタッフの健康状態を良くするために、非常に重要なことだと思っています。

 そして、提言として言いたいことがあるとすれば、やはりその医療従事者が、その自分も巻き込まれて、不健康になるというのは当然ではないですから。不健康になっているということは、自分のプロ意識が低いということなので、医者の不養生とは言いますけれども。医療従事者で不健康にならない為に、私たちは気をつけておくということは、自分の立ち位置というのを、まずは、正確に把握しておくということを大切にしています。今日は、以上です。

相武台脳神経外科
頭痛、めまい、耳鳴り、海老名、厚木、新百合ヶ丘

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