こんにちは。相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は平成28年7月26日の火曜日です。
当院でひとつ体の声を聞き続けましょうというお話をさせていただいてますけども、それが起こることによって得られるものというのは、自分自身が色んなものとの関係性の中で、特に体との関係性の中で、相互に依存状態にあるということ。
色々体が動いてくれてて生かされてるということ。そういうことに気づくことによって、自分自身が誰かにさせられているわけではなくて、自律的に主体性を持って生きるということを自覚できるという、自分の人生は誰のものでもなくて自分自身のもので自分で生きていける、自分自身の人生に取り戻していけるというようなお話をさせていただいてますけども、普段の日常生活の中で最近意識した方がいいかなというふうに思ったのは、こういう経営を初めてみると色んな業者の方と関わらなきゃいけないんですが、そういう方たちと多くのやりとりというのは、電話というよりもメールでさせていただいているんですが、メールを見続けてしまうとずっとパソコンに張り付いてしまうので、電話やメール、例えば電話がきたから取る、メールがきたから返す、何したからあれするということをすると、自分自身が静かに何かを考える力とか、何かに没頭する時間を持ちたくても、その間に電話がきてしまうと、とても思考が遮断されてしまう。
それってやはり自分の人生、時間ではなくて、誰かに影響を受けてしまってる時間になってしまう。反応してしまうので、自分の行動の中で電話が来たから取るというのを無意識にやってるとしたら、やっぱり周りに反応させられてるだけの行動になってしまいますから、そういうことが今の時代に都会に住んでると多いのかなというのは感じました。
僕自身の対策としては、メールのやりとりというのは1日1回にさせていただいて、基本的には24時間以内、遅くとも48時間以内には返しますよというような関わり方をさせていただいています。あとは緊急の場合だけ電話でということですけども、電話が鳴ったときでも、電話が鳴った、取るというふうに反応的になるのではなくて、電話が鳴った、取ろうかな、これは取ることもできるし取らないこともできる、だけど取ろうというふうに自分でワンクッション置いて、必要であれば取るということ。
本当に遮断したいときは電源を切って思考に没頭するということ。もちろん電源を切るということは、自分の周りの人に言う必要ありますけども、そういって自分の時間を作ることは今の時代特に必要かな。絶えずメールがきた、メッセージがきた、ラインがきた、それでずっと電車の中でも、歩いててもスマホに没頭してると、頭がボーッとしてきてしまいますので、本当にどこかの研究では、そういった携帯電話に依存してしまった状態というのは、例えばアルコール飲んで頭ボーッとした状態とか、程度によると思うんですけども、麻薬を飲んだ状態に似たような状態になってしまう。
似たようなことを頭が、集中力が落ちてしまうというデータも、どこかで聞いたことがありますし実際そうだと思いますので、特に僕自身が自分自身の主体的な人生を取り戻していくというか、取っていくために行なっていることは、通信手段というか、本当に安易になって簡単になったんですが、そういったものに対してある程度距離を置いてワンクッション置いて、自分のペースを作ってやってるということを意識しています。
皆さんもご参考にしていただけたらと思います。今日は以上です。
相武台脳神経外科
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