こんにちは、相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は平成28年3月23日の水曜日です。
先日から主体的に生きるということは、健康的な体との向き合い方にとって非常に大切ですというお話をさせていただいたんですが、自分自身が主体的に生きてないチェックポイントとして、今までいくつか挙げさせていただいてました。
その中で、仕事との関わり方ということに関してもお話させていただいたんですが、その中でひとつ自分の中の気持ちとして、僕もそうだったんですが「僕って必要なのかな?」って思うということは、奴隷的な思考になっているということを意識する必要があります、というお話をさせていただきました。
これは知り合いから聞いた話なんですが、高齢者のシニアの派遣会社があって、その派遣会社から何人か派遣してもらって、どこかの工場で働いた、と。
勤務時間は一応17時までなんですけど、16時30分ぐらいである程度仕事の目処がついて、30分間は他の高齢者の方たちは、まだお茶を飲んだり談笑したりテレビ見たりしてゆっくりしてたんですけれども、1人の高齢者の方は「私みたいな人を雇ってくれるなんて本当にありがたい」ということで、30分の間でも掃除をしたり整備をしたり庭の草取りをしてるという方がいたそうです。
結局、環境を与えていただいて働かせていただいているという主体的な考え方をもってる方というのは、ほとんどが奴隷的な考え方で、必要だから働いてやってるという人の中で、そういう主体的なマインドをもった方というのは、かなり浮き彫りになりますし、雇い主からすると余裕をもって会社をされてる方も少ないと思うので、とても働いてる方の働きぶりというのは気になるわけで、管理の方とか社長さんは見てないようで見てて、そういった姿勢が浮き彫りになってくるので、結局その人は正社員で雇ってもらってボーナスもたくさんもらった、という話を伺ったんですが。
やはりそういった主体的なマインドをもつというだけで、能力はそんなに大差なかったとしても、結果として自分が得るものがかなり変わってきますので、仕事との関わり方に関しても主体的な姿勢をもつことでいい時間を送れます、という良い事例でした。
今日は、奴隷的な思考になっているチェックポイントのひとつとして、労務関係の中で私必要かな?ということを思い出したら、頭の中で奴隷的な思考回路になってるということを思ってください、ということのひとつの事例をお話させていただきました。今日は以上です。
相武台脳神経外科
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