こんにちは、相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は平成27年12月12日の土曜日です。
僕自身、この4年半で述べ8万人以上の方と面接させていただいて、お話させていただく中で精神的な状態と肉体的な状態は連動してると僕自身は思っていますので、肉体的精神的心身ともにちょっとずつ悪くなっちゃってるなという人と、良くなっていってるなという人、大きな違いがあります。
それは、ひとつのポイントとしては、自分自身の思考の回路は、いろんなものに対しての被害者意識が強くなってる方というのは、どんどん落ち込んでいく、状態が悪くなっていく可能性が高いなというのは常々思ってます。逆に心が病んでるときというのは、被害者意識になりやすいというのは、僕自身最近感じています。
自分自身の心が健康かどうかというのをチェックする上で、自分が被害者意識になってないかどうかというのを、絶えずチェックしながらやってるんですが、その前提としては自分自身が主導権をもって生きるということ。
それは、自分の生命力を最大限活発にさせようとすると、自分が主導権をもって生きるという生き方になってくるんだと思うんですけども、自分自身が主導権をもって生きるということをやった瞬間に、日本人が今までもってきた弱点というのが長所ということは僕自身はわかりました。
それはなんでかというと、自分自身に主導権をもってきた瞬間に、今まで日本の自虐史観といって、第一次世界大戦前まで日本人がやってきたことを、ひどく悪いふうに思ってしまう歴史の見方というのを、極端な例を自虐的な歴史の観点というふうな形で、自虐史観というふうな言い方をするんですが、それっていうのは自分自身に主導権を持って見方を見るときに、日本人は新たな出発点をしやすい長所をもった人種なのかなというのは、すごく誇りに思えて、例えば列車に乗っている状態を想像していただきたいんですが、線路があって列車の方向性が決まっている状態で、目的地というのは乗ってる乗客にとっては、誇り高い目的地に向かっている。
そういったときに、列車を見ている周囲の人から、列車に乗っている人たちに向かって、ケラケラケラケラ蔑みの言葉を言われたり笑われたりしてると、自分たちは誇り高い方向性に向かってるのになんてことを言うんだ、ということでひどくムキになってしまう。
逆に、さらに俺たちはすごいことをやっているんだという形で、考え方が意固地になってしまう。逆に、その方向性に自信がない場合、電車に乗っているときに目的地に自信がない場合、周りからケラケラケラケラ笑われたり蔑まされたりすると、俺たちはなんでこんな方向性に向かってるんだろうなって、ひどく落ち込んでしまう。
これは、なんでそういう気持ちになるかというと、自分自身がその目的や方向性に向かってるわけではないからだと僕自身は思います。
機関車が進んで線路の上を沿っていってるので、それは自分が乗ってる奴隷状態というか引っ張られていってるので、その方向性をひどく得意満面になってしまったり、逆にすごい自信がなくなってしまったり、極端な話なんですけど、主導権がない場合はそのようになってしまいます。
また別の状況を考えてみますと、例えば自転車に乗って自分がいろんな道に進んでいるとき。あっちに行こうかな、こっちに行こうかな、好きな方に行こうかなといって、自転車に乗っているとき、何か目的地を決めて進んでいたときに、周りの人から、その図書館はそっちじゃないよって言われると、ちょっと待てよ、それは本当いうと、こっちの方向じゃないかもしれないなと思ったら、その方向性をやめて、また自分が乗ってる自転車であれば、方向性を変えて図書館の方に向いていけます。
そのときに、方向性を変えるときってどういうことかというと、自分が言ってた方向性はもしかしたら間違ってたかもしれないなっていうのを自然に受け入れられる状態なわけです。これは、電車に乗って奴隷的に目的地に引っ張られてる状態と、自転車に乗って自分で主導権を持っていろんな方向に方向づけできる、方向性をもてる主導権をもった生き方の状態と、周りからの指摘の受け取り方がまるっきり変わってきます。
自分自身に主導権をもって生きているのであれば、もしかしたら自分自身が間違っていたかもしれないなと思うことが、正しい目的地に向かっていく上で非常に重要ですし、自分自身の状態のレベルを上げるときも、そういったことを思うということはすごく重要です。
ただ奴隷的に電車の中に乗っていて方向性が決まってる状態で、自分自身が間違っているかもしれないとなると、自分の生きてる前提、支配されているものそのものが否定されるわけですから、それはまるっきり話が違って、例えば自分自身がちょっと否定されただけで、戦争状態とか喧嘩になったりするわけなので、本当に自分に主導権をもって生きているのであれば、自虐史観というのは非常に成長ステップになりますし、実は日本人として、とても特徴のある長所だと思います。こういうことができるために、明治維新という奇跡的な成長をとげることができたと思いますし、戦後の第二次世界大戦が終わったあとの高度成長というのも成し得る日本人だったのではないかなと思います。
なので、日本人自身のひとつの長所として、自虐史観、私たちは間違ってたかもしれないなと思う、このことが非常に長所として捉えるにはどういった状態かというと、自分自身の主導権をもって生きてる状態でそれを受け入れれば、僕自身は非常に私たちの長所だと受け止められると思います。
ただ、奴隷状態で生きてるときに、そのことを世の中に広めてしまうと、やはり自分の存在を全て否定されるように思ってしまう人たちもいるわけで、それは不穏な感じになってしまうので、ベースとしていいか悪いかではなくて、自分自身の生き方をまず生きる。そうすることで、いろんな見え方が変わってくるのかなと僕自身は思います。今日は以上です。
相武台脳神経外科
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