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ダイエットでつまずくポイント1

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もし皆さんが何かダイエットをしていて、行き詰まってしまった時に、それを説明する一つの理論を手にすることができたらと思われたことはありますか?今日は、その話をしていきたいと思います。
 
 おはようございます。相武台脳神経科の加藤貴弘です。今日は平成29年9月25日月曜日です。今、何かにつけて体重が普通よりも増えてきてしまう。意識しないと増えてきてしまって、増えてきてしまったことが動脈硬化を引き起こしたり、単純に体重が重いことで身体が動きにくくなったりひざ関節や腰関節に痛みがでて、不都合がでているというところから、痩せたいという願望を持つ、持たれている方が多くいると思います。

 その痩せたいという願望に漬け込んで、いろんなダイエット方法というのが出ていると思うのですが、食材に特化したダイエット方法、例えば海藻ダイエットとか、そういうことを例えばやっていて、海藻でお腹がいっぱいになって痩せるかというと、日本人は実は痩せにくい場合があります。

 それはどこにその知識が、一つ持っているとその説明がつくかというと、人間の身体というのは、一つの食材しかなくても、もし長年何世代にもわたってその土地で根付いていて、その土地で生きてこられた場合、その食材に適用して栄養素を取れるように、実は自分の能力だけじゃなくて、一緒に生活している人の能力を借りて、栄養素を作り出してしまうということが、実は人間の中で出来ます。それが、腸内細菌と言って、腸の中にいる細菌さんなんですけれども。菌なんですが。その細菌の遺伝子が、何世代も渡って、その土地の食事にあったような遺伝子になっていって、身体に必要な食材が栄養素が吸収されると言う事になります。

 太陽南部のニューギニア島の家の中では、芋しか食べないという方達がいるんですが。その方達は会うと、写真で見ると筋骨隆々で筋肉量が大変豊富です。で、芋しか食べないのに何であれだけ筋肉がつくかというと、腸内細菌の中で、タンパク質、芋の炭水化物からタンパク質に変換できるような腸内細菌の遺伝子を持った腸内細菌が、お腹の中にいるという状況になっているということが言われています。

 日本人も実は、何世代にも渡って日本人に合った食事をずっとしてきたわけで、第二次世界対戦終わってから、食事内容は劇的に変わりましたけれども。それで、身体の状態っていうのは不具合が出ていることが多いんですが、未だにやっぱりその戦前からの、日本人の食材に合った腸内細菌叢を持っている、その二、三世代で腸内細菌の遺伝子が変わるということはあまりないので、ベースとしては、今までの日本食に合った、腸内細菌叢を持っているという風に考えたほうが、自然かなという風に思います。

 昔から、日本人というのは海藻を多く食べてきたので、例えば海藻ダイエットを一つとってみても、海藻をわかめとか昆布とか、結構海藻からとっていて。日本人の腸内細菌叢は、海藻から実はカロリーを摂取するという能力があると言われていて。で、ヨーロッパ人の方達は、あまり海藻を今までに食べてこなかったので、海藻からエネルギーを取るという風な腸内の腸内細菌叢を持っていないために、それでダイエットができるという事を言われています。なので、ちょっと住んでいる人種間によって、ここの人種の人たちにダイエットが効いたから、日本人にも効くということではないということを意識して頂いて、体重を減らしていくには、まずはそういった元々の自然な食事を基礎に芯に置いて、そこから体質を良くしていくことで、自然に体重を減らしていくということが、自然な流れなのかなと僕自身は感じています。

 特に、人間の身体の中だけで、栄養素が吸収されて作られるという訳ではなくて、人間は細菌さんと一緒に生活していて、その細菌さんが、今までの文化や食生活に合ったような、細菌になっていますので。そういうのは、そういう日本食がすごく身体の調子を良くする、そういう体質になっているというのを基礎に、ベースにおいて頂いて。その中で、どういう風な食生活をしていくのかという様な楽しみ方をしていくのか。

 やっぱり、今はいろんな食材がありますから、食べてはいけないということはないので、その間に、その考え方を芯に置いて、色々と楽しんだり、身体のコントロールをしていくということをしていくと、色々と見えてくるものがあるのかなという風に思いました。僕自身も、あまりお腹の中に別の生き物がいて、それが今までの文化に合ったような食事の栄養素の吸収の仕方をするという風な意識は、今までもっていなかったので。ちょっと、その目からウロコの話がありましたので、今日は、シェアさせて頂きました。今日は、以上です。

相武台脳神経外科
頭痛、めまい、耳鳴り、海老名、厚木、新百合ヶ丘

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