もし皆さんが、ご自身の身体と向き合う具体的な方法を知って、生活習慣病を予防することが出来て。脳梗塞、心筋梗塞、癌、認知症のない人生を送れることが出来たら、素晴らしいと思いませんか。
はい、こんにちは。相武台脳神経科外科の加藤貴弘です。今日は、平成29年の12月2日の土曜日です。当院では絶えず、身体の声を聴き続けましょう。そして、健康への道が開けていきますよという話をしています。ただ、普段の生活の中で、全くご自身の身体というのは、とても近いので。なかなか、実を言うと、身体の声って聞こえてこないことが多いです。その身体の声の、具体的な聞き方というのを、今日は少しお話しさせて頂きたいなと思います。
本当にその、ご自身の身体というのは、生まれた時からずっと一緒にいて。一番身近な存在ですので、いつもいないような存在で、何か存在が知ることができる時というのは、不具合がある時。頭が痛いとか、めまいがするとか。あるいは病気になった時に、初めてその存在を意識することが多いのだと思うのですけれども。
僕たちは今やっていきたいのは。そういった不具合。症状であれ病気であれ、不具合を起こさないような良い状態の身体を絶えず作って、生活習慣病の予防をしていくという目的のためには。もう一度、身体の存在を意識して行かれるという事が、凄く大事です。だけど普段、全く今まで、身体のことを意識していなくて。
むしろ、朝起きたら、頭が痛いけれど仕事に行かなきゃ。腰が痛いけれど行かなきゃという風に、意識して積極的に無視してきた状況を、毎日、毎日、習慣的に作ってこられている方にとって。身体の声を聞こうと思っても、なかなか難しいです。まず、身体の声を聞くためのステップ1としては、身体と向き合うということなのですが。
その為には、もう少しゆっくり動かして、身体を動かしてるところを感じてあげる。で、向き合うということなのですけれども。それで、ご自身の身体の存在を知っていただいて。その上で、さらにご自身の意識を身体の方に持って行くにはどうしたら良いかというと、一つ重要な手法がありまして。
ご自身の意識をその方向に持って行く、一番重要な人間が手に入れている武器というのが、やはり言葉です。言葉をかけると、そのかけた相手に対して、意識が必ず行くので。ゆっくり動かすという運動をして行く時に、診察室では、言葉をかけるようにして下さいということを、お伝えさせて頂いています。
逆を言えば、毎日、朝起きて頭痛いけど仕事頑張ろう。腰が痛いけど頑張る。積極的に言葉で無視してきているのですけれども。その逆に、朝起きて目を閉じて、動いてくれてありがとう。おはようございます。今まで動いてくれてありがとう、今日の調子はどうですかと言って、挨拶をするという習慣をつけて。言葉で挨拶をする習慣をつけて下さいということを、診察室ではお話しをさせて頂いています。
そういった事を、毎日、毎日、身体にやっていかれる中で、段々と身体の反応が感じられてきますので。特にその、身体と向き合いにくいという人は、何かそういう運動をしている時に、テレビを見ながらしている、されているという方もいるのですが。そういう方はやはり、意識がテレビの方にいってしまっているので。向き合えて無いですから。しっかり、その自分自身に向き合っていくという。身体に向き合っていくという為には、言葉をかけていくというのも、一つの方法で、今日は、シェアをさせて頂きました。
その目を閉じて、身体に向かって、いつも動いてくれてありがとう。今日の調子はどうですかと。調子が悪いけれど、どうしても今日は行かなければいけない仕事があるんで、ごめんねと言って。調子が悪いということは、ある程度自覚して出るという事が大事で。
本当にその自分自身の身体と向き合う、意識をその方向に向けていく手法。武器としては、人間が持っている武器は、言葉があるんだということを、まず意識して。それをちょっと使い続けて頂けると、色々なものが見えてくるのでは無いかなと思いましたので、今日は、シェアをさせて頂きました。今日は、以上です。
相武台脳神経外科
頭痛、めまい、耳鳴り、海老名、厚木、新百合ヶ丘