スタッフと院長のやりとり備忘録

スタッフと院長のやりとり備忘録 - ゾーン と 麻薬と 宝くじ当選者が不幸になる関係性 –

更新日:

<スタッフと院長のやりとり備忘録>


スタッフ:
youtube思考の方向性が奇跡を生んだ一例を見て
人生で何回かとても集中して不思議な感覚をもったことがあります。すごく広い視界が見えて、さらに相手の動きが見えるのに加えて、先が少し見えるような、自分の呼吸も意識して操るような不思議な時間でした。

その感覚を自分の危機や家族の危機に生かせればいいな、とは思いつつ、必ずやってくる感覚ではないし難しいな…と考えながら、先生のお話はとても興味深いお話だと思いました。

いつかまたあの感覚を味わってみたいとも思います。

年末は目まぐるしく忙しい日々でしたが、年始は2年ぶりに家族に会うことができ、色んなところからプシューとガスが抜けてしまいました。

以前、集中し続ける日々から気を抜いてしまうとどうなるんだろう、と怖くなることもありました。たしかに勉強し続けていた日々をお休みすると、見事にあちこち抜けていきます。

ですが、力の抜けた日々のおかげで、頭の中で新たな道がすーっと増えるような新しい発見を得ることもできました。

また目まぐるしい日々が始まります。

楽しい一年にしたいなと改めて思いました。

回答:たまにはお休み大切ですね、いろんな気づきをくれるので、僕自身は、日常生活の思考とか、肉体的な精神的な部分を外すことができると、そのようなふしぎな感覚をもてるのではとおもいます。

スポーツでいうゾーンという状況と思うのですが、そのような状況に安定してなるためには、心身ともに健全な状態でないと自然に身心を外すことができないと僕は感じていて、 そのためにも身心を健康にしていく ことは大切だとおもっています。

麻薬、たとえば大麻などで、近道的にそのような感覚をもつことができるみたいですが、身心を健康にしていくなかでそのような感覚をうける受け皿を、自分でも成長させていっているとおもうので、麻薬で近道的に、その感覚をかんじてしまうと器がないのに、その感覚を感じると「依存」してしまうことがあります。

スポーツでの身心が完全に健全ではないなかで、体のある部分を極端に発達させて、ゾーンに到達してしまうことがあるので、アスリートも引退後、いろんな依存症に苦しむ方がいます。

パチンコや万引の依存は、その典型です。似たような話が宝くじにもいえるとおもいます。

宝くじ、数億あたってもそのお金を使える「器」が無い状態で掴んでしまうと、結果としてほとんどのかたはあまり幸せな状態になっていないようです。

人生における本当の意味で「気持ちいい」状態を意識して、獲得するためには、こつこつとした準備が必要なのだと感じています。いつもありがとうございます。

相武台脳神経外科
頭痛、めまい、耳鳴り、海老名、厚木、新百合ヶ丘

-スタッフと院長のやりとり備忘録
-

Copyright© 診察室 延長戦 , 2024 AllRights Reserved Powered by AFFINGER4.