もし皆さんが、糖尿病の薬を飲んでいて。その薬を減らすことができたり、インスリンを打っていて、インスリンの量を減らすことができたり。あるいは、糖尿病になっていない状態でも、将来的なリスクを減らすことができる方法があって。実践することができれば、素晴らしいと思いませんか。
症状をきっかけに、健康的な身体の状態へとガイドをして、気持ちが良い毎日の人生を提案していく、相武台脳神経外科の加藤貴弘です。糖尿病という疾患は、生活習慣病を考えていく中で、とても重要な位置を占めていて。血中の糖とたんぱく質がくっついて、それが組織に沈着していくことで。色々な身体の脳組織の老化現象が起こりますし。
動脈硬化にも繋がっていきますので。その体内の糖のコントロールをする能力ということを、維持していくことがアンチエイジングに。そして、色々なその脳梗塞や心筋梗塞。癌、認知症。日常生活習慣病から来る、大きな病気を予防していく上で、ごく重要な要素となっていくのですけれども。
それを予防していくには、もう糖尿病になってしまえば、やはりその病院とかクリニックで処方された薬を飲む。インスリンを打つということが、最終段階にはなってきますけれど。そのベースとして、やはりその生活習慣の改善ということが挙げられます。
基本的な生活習慣、悪い生活習慣が積み重なってきて、糖尿病になったわけですから。悪い習慣が生活習慣の延長線上に、それを続けて行って。薬を飲めばいいやと思っている人と、まぁどんどんどんどん薬の量も増えていくし、インスリンを打つ量も増えていって。なかなかインスリンも効かなくなってくる状態になってきます。
結局、やはり家事がひどい状況になってきますので。元はといえば、日々の生活習慣。例えば、その収入と支出があって、毎日毎日少しずつ支出の方が多ければ、どんどんどんどんその借金状態が膨らんでいく。銀行から少しずつ融資が出たとしても、もう毎日毎日の収入と支出の量が、収入の方が少し多ければ、多いということを変えなければ、根本的にはその財政状態というのは変わらないのと同じで。
生活習慣を変えなければ、その糖尿の状態というのは良くならないということは、事実なんですけれども。どう生活習慣を変えていくのかというポイントが、食生活とは言われますけれども。食生活の中で、以前から少し注目しているのが、やはり昔の日本食と、現代の日本人が食べている食事との大きな違いは、マグネシウムの量がすごく現状減っているという事実があります。
マグネシウムというのは、その身体の中で色々なその化学反応の酵素酵素として作用していて、とても重要なミネラルの成分なんですけれども。現場のその食生活の中で、かなりそのマグネシウムといった物が、摂取量が減っているというところが、最近注目されています。
2004年の、その糖尿のダイビティスキュアという雑誌で、麻生先生という方が出しているのですけれども。349人の女性が調べられていて、その中で、肥満女性と肥満ではない女性。BMIというので、肥満と肥満ではないかという指標を分けているのですけれども。
BMIガ25以上の方ヲ、肥満と定義付けて。25より下の方を、肥満ではないにすると。縦軸が、その空腹時の血中のインスリンの量です。で、横軸がマグネシウムの食事の摂取量。で、マグネシウムの摂取量が多ければ多いほど、肥満ではない方も肥満の方も、インスリンを必要とする量が減ってきているというグラフなんですけれども。
これはどういうことかというと、空腹時でも細胞は活動していますから。血中から、糖を取り入れなければいけないのですが。それは、細胞が食事の時に、血中濃度が急激に上がった糖を取り入れるようなものではなくて。本当に細胞が必要な状況で、インスリンが糖を取り入れて。
細胞が必要な状況というのは、その空腹時に必要な、細胞が必要な量だけを取る。取っていく状態で、インスリンが。マグネシウムをたくさん取っている方が、インスリンが必要な量が少ないということは、どういうことかと言うと。逆にあのマグネシウムをあまり取らない人が、その細胞が糖を摂取、吸収していく上で、多くのインスリンを必要とするということはどういうことかと言うと。たくさんのインスリンが分泌されないと、細胞の中に糖を取り込むことができない。多くのインスリンを膵臓から分泌しないと、細胞の中に糖を取り込むことができない。
ということは、インスリンがいっぱいあっても、細胞に糖を取り込むことができないということは、インスリンが抵抗性、インスリンがあまり効かない状態という風にいわれています。逆を言えば、マグネシウムをいっぱいたくさん摂取すると、インスリンが少ない量でも、糖を吸収することができるという事は、インスリンの抵抗性が減っているという事になりますので。
例えばその、糖尿病の患者さんの中で、インスリンをいっぱい打っている人がいて、そういう方たちが、マグネシウムの摂取量を増やすことで、必要な薬剤としてのインスリンの量も減ることができる可能性がありますし。
その糖尿病になっている方の、薬の量も減らせる可能性があるし。あるいは、将来的に糖尿病になりそうな方であったとしても、マグネシウムの食事からの摂取量を増やすことで、インスリンが必要な量が減りますから。膵臓に対する負担も減ってくるので。将来的な糖尿病のリスクというのを減らすことができるという可能性を指した、このデータになります。
ということは、やはり今後、その糖尿病にならないということが、脳梗塞、心筋梗塞、癌、認知症を予防していく上で、すごく大きな要因になってくると思うのですが。そういう状況考えていた時に、ご自身の食生活の中で、マグネシウムの量というのを、少し意識して。少し多めに摂っていくということをされていくと、そういった病気の予防に繋がっていくのかなと思いましたので。
一つ、今の食生活の中で、特に大きく欠けているミネラルという部分において、今日は少し、シェアさせて頂きました。今日は、以上です 。
相武台脳神経外科
頭痛、めまい、耳鳴り、海老名、厚木、新百合ヶ丘