現在、アレルギーからくる症状や病気というのは大変多くて、それに悩んでいる方も多いのですけれども。免疫系の身体の中枢を知ることによって、アレルギーの治療のきっかけにもしすることができたら、素晴らしいと思いませんか。
症状をきっかけに、健康的な身体の状態を実現して、心地良い生活の質を提案していく、相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は、平成30年の1月20日土曜日です。
診察をさせて頂く中で、都会に住んでいると、アレルギーからくる病気というのは、日常的な症状。例えば、花粉症だとか、食物アレルギーだとか。咳でもアレルギーででる方もいますし。蕁麻疹だとか、そういう症状。日常的な症状から始まって、あるいはその、重いリュウマチだとか、膠原病だとか。脳の病気だとか。結構その、種類とその患者さんの数に関しては、そのすごい大きな幅があります。多義に渡ります。
今の世の中の、悩んでいる症状に対して、そういったアレルギーがもし改善することができれば、そういった症状や病気が良くなるという状況が、すごく多いです。その中で、今すごく注目されているのが、人間のこの免疫。
アレルギーというのは、どういう状態かというと、例えばその、人間の身体の中には、ある一定のバランスが保たれていますので。自分のその身体に入ってきてはいけない、バイキンだとか、異物があると。それを排除しようとして戦うといか。排除しようとする行動をしていく。
その兵隊さんになるのが、血液中の成分なんですけれども。そういった兵隊さんを、兵隊さんの機能というのは、免疫と言います。免疫系の兵隊さんが、要請される場所。要請される場所というのは、一番人間の身体の中と外を定義づける一番大事な場所に、その兵隊さんの養成所があるんですけれども。それはどこだと思われますか。
自分自身と自分自身ではない所を区別する、一番大事な場所というのは。例えば、自分の中と外を一番区別するのに、一番大事な場所というのは、皮膚だと思われるかもしれないですけれども。実は、皮膚より重要なところがあって、中と外を決定づける。
皮膚は、あまりこう中と外を決定付ける上で、身体よりも思考を考えることが少ない。すべてをシャットアウトすれば良い。ほとんどをシャットアウトすれば、良いような場所なんですけれども。考えなければいけない場所があって、そこはどこかと言うと。消化管というか、特にその腸。
大腸、小腸の腸管粘膜というのは、吸収しなければいけない。口から入れたものを、吸収しなければいけない。吸収する時に、吸収して良いものなのかどうなのか、判断しなければいけないということがあるので。
そこに、人間の免疫系というのは、すごく働きます。で、その免疫系を実は、色々なこれは吸収していいよ、悪いものだよといって判断しているのは。判断の一つの要素になっているのは、実は僕ら人間自身ではなくて、人間のあの一緒に強制している、一緒に住んでいる腸内の細菌群が、これは人間にとって良いものなのかな。悪いものなのかなという、シグナルを送っているという風に、思われています。
そのシグナルを送ることで、その人間の兵隊さんが、その免疫系の身体の外から来るものをやっつけるという兵隊さんが、凄く活発に動くとか。あるいは、これは身体の中に入れて良いものなんだといって。落ち着いて、軍事行動に出ないかという、すごく影響を受けていて。
そこで、色々なことを、その免疫系の機能が勉強して、身体中をまわって、役に立っていくという風な、流れになっているというのは、先日の、NHKスペシャルでも言われていましたけれども。
特にその免疫機能を、発達させるとか。影響を受けるのにすごく重要なポイントというのは、腸管になっています。で、今のアトピーだとか、その花粉症だとか。リウマチも含めて、すごく免疫系からくる病気というのは、多いんですが。
その病気の原因の一端として、今すごく注目されているのが、先ほど、腸内細菌が免疫をコントロールするという風に話を少ししましたけれども。腸内細菌の、種類が数が減ってきているということが、徐々にわかってきています。免疫系異常の方の、腸内細菌を調べたところ。
実は、腸内細菌の数というのは、100兆個以上の細菌の数があって。でも、これは実は、60兆という人間の細胞の数以上の、細菌の数がいるんですけれども。種類はが、1000種類以上あると言われています。
その中でも、ある種のその細菌が、細菌類の数はすごく減っていると、そういった免疫系がおかしくなっているということが徐々にわかってきていて。逆に、その腸内環境を良くしていくことによって、そういった免疫系の病気というのは、改善されてくるのではないかなという風なことで。今すごく注目されています。
僕らは、その対応方法として、腸内細菌に対してどういったことを考えていけば良いのかなという部分に関して、また少し機会があったら、少しずつお話しさせて頂きたいなと思います。今日は、以上です。
相武台脳神経外科
頭痛、めまい、耳鳴り、海老名、厚木、新百合ヶ丘