<スタッフと院長のやりとり備忘録>
スタッフ:
「自立」への方法論を、世界レベルへ思考を広げてみます。
を読んで。
>日々、
自分自身のなかから、
「信じている要素」を削ぎ落とすことを追求して、
医師としての自分を向上させています。
言葉にすると簡単そうですが、
専門職であればあるほど、
この作業は、実は難しいことなのです。
どうしてもその専門技術を
「信じて」しまう部分はでてきてしまうし、非日常的な現場である手術に日々追われていると、自分の行っている仕事が本当に「現実の患者さんのため」なのか?という思考をもつことから外れてしまうことがありま
す。
これは、実際上は、
医師が人間である以上、
とてもゼロにすることが、
難しい部分です。
というのは、
自分はもちろんですが、
先輩医師で
それらの部分をゼロにして、
患者さんと向き合っている医師に今まで出会ったことがないという事実があるからです。
さらに、自分のしている医療行為が、正しいと「信じて」行ってしまう要素が現代医療のなかでは、特に多い印象を受けます。
●宇宙の成り立ちや、法則を見つけた天文学者や科学者の話を娘と一緒見た時に、このお話と同じような印象を受けました。
当たり前や通例ではなく、斬新と思われるような仮説を立て、細かな観察を続け、法則を導き出す。前例や当たり前、では見つけ出せなかった偉業を見て、素晴らしいと言う気持ちと、どれだけ葛藤や努力があったのだ
ろうとおもいます。
当たり前ではないから間違っている、ではない探し物を自分の目で見つけていけるように、また日々の業務で感じ、伝えていければとおもいます。
回答:
ありがとうございます。「当たり前」「常識」「大多数意見」「血のにじむような努力してきたもの」「歴史があること」「それに対して誰かが犠牲になっていること」 このような ことに対して ある部分 盲目的に 「正しい」と 信じてしまう人間の認知能力の癖があるので、その部分 は意識して すこしでも 本質的な 方向に目をむけるようにしていきたいです。 いつもありがとうございます。
相武台脳神経外科
頭痛、めまい、耳鳴り、海老名、厚木、新百合ヶ丘